覚えておきたい結婚式の祝電・電報の送り方や費用の目安

結婚式に出席できないときや、遠方からお祝いの気持ちを伝えたいときに利用される祝電(電報)。特に、年齢を重ねるとともに結婚式に招待される機会も増えるでしょう。祝電の種類や相場、送り方や電報文のマナー、最近の祝電の流行について紹介します。

覚えておきたい結婚式の祝電・電報の送り方や費用の目安

祝電(電報)はどういうときに使う?

祝電(電報)はどういうときに使う?

結婚・出産・入学・卒業・成人・入社・昇進など、人生にはさまざまな節目があります。人生の門出を祝う際に、祝電(電報)を送ることで祝福の意を表します。

祝電と聞くと結婚式をイメージする方が多いですが、入学祝いや開店祝いなどに使われることもあります。また、夫婦の記念日にサプライズで祝電を贈るといった使い方もされているようです。

日本において電報の歴史は古く、郵便よりもさらに早い明治時代初期に始まったといわれています。当時は電話などの通信手段もない時代で、遠くにいる相手に素早くメッセージを送れることから、画期的な通信手段とされていました。インターネットが普及し、手軽に通話やメールができるようになった現代においても、祝福や感謝の気持ちを伝える方法として重宝されています。

バルーンアートやプリザーブドフラワーなどこだわりのある祝電も流行中

一般的な台紙にメッセージが記された祝電だけでなく、近年はバラエティ豊かな祝電が登場しています。その中でも特に人気なのが「ぬいぐるみ」がセットになっているタイプです。ぬいぐるみの中でも新郎・新婦のようにペアになっているタイプが多く、送る相手の好きなキャラクターをプレゼントするケースも多いようです。
また、結婚式の会場に飾ることができる大きめのバルーンアートやブリザーブドフラワーと一体となった祝電もあります。相手の好きな色や趣味に合わせて選ぶことで、受け取る側にもより気持ちが伝わる商品として人気を博しています。

このほかにも、結婚式の後に使えるタオルや入浴剤、チョコレートなどのプチギフトがついたもの、カタログギフトと一緒に送ることができる電報もあります。珍しいものでは、台紙が高級感のある漆塗りとなっている電報や西陣織が用いられているものもがあり、グッズだけでなく、台紙にこだわりのある祝電も登場しています。

電報の種類と費用の相場

電報の種類と費用の相場

祝電は、台紙にメッセージを記載したものから、ぬいぐるみなどメッセージにプレゼントがついたものなどさまざまな種類があります。台紙の質、付帯するグッズの有無、また文字数によって価格が変動するので注意しましょう。

例えば、簡単な台紙に40文字程度の一番オーソドックスなタイプの相場は1,000円〜1,500円です。台紙にキャラクターが描かれたものや、ポップアップのデザインが施してある場合の相場は2,000円〜3,500円です。また、台紙にプラスしてぬいぐるみがついているものだと相場が3,000円〜8,000円ほどです。

このほか、バルーンアートやブリザーブドフラワー、生花がセットとなった祝電は、おおよそ5,000円からあり、高いものでは約3万円するものもあります。このように、幅広い価格帯が設定されているので、ご自身の予算や送る相手の好みなどを考慮した上で、選ぶ必要があるでしょう。

いつ・どこ宛に電報を送るべき?

いつ・どこ宛に電報を送るべき?

結婚式で祝電を送る場合、どのタイミングで、どの場所に送るのかも確認しておく必要があります。
まず、祝電は電報会社を通して手配されるのでその分時間がかかります。結婚式当日の朝までに届くように申し込んでおきましょう。電話だけでなくインターネットで受け付けている電報会社も多くあります。

挙式や披露宴が午前中に開かれる場合は、前日までに到着するように手配した方が確実です。ただ前日に送付する際には、会場の休館日等にあたらないか事前に調べておきましょう。結婚式の招待状を受け取っているときは日時や場所がはっきりしているので、申し込みも早めに済ませておいたほうがよいでしょう。

祝電の送り先は披露宴が行われる会場宛となります。神前式などは、挙式と披露宴の会場が別の場合もあるので、間違えて送らないように注意しましょう。

宛名には、新郎・新婦の名前をフルネームで書くのが一般的です。新郎・新婦のどちらかだけと面識がある場合は、片方を記すこともあります。また祝電においては、入籍前の旧姓で書くようにしてください。
差出人には、自分の名前・住所、会社が関係するときには肩書き等も書き加えておきます。

電報文のマナー

電報文のマナー

祝電のメッセージは、電報会社によってある程度定型文が準備されていることもあります。しかし、せっかく読んでもらうのなら、オリジナルの言葉を加えたほうがより喜ばれることでしょう。以下に、文章を作成するポイントを説明します。

文章の構成は?

最初に「ご結婚おめでとうございます」などのお祝いの言葉を書きます。ここに季節を表す文言などを加えるとよりおしゃれな印象となるでしょう。その後に、新郎・新婦の人となりが分かるようなエピソードなどを少し加えます。締めの文に、新郎・新婦に伝えたいメッセージを入れておきましょう。

祝電の文章は、送る相手との関係性によって口語的な親しい感じの文体か、敬語を用いた丁寧な文体かに分かれます。文章は、立場や状況に合わせることが必要です。

NGワードに注意

祝電の文章を考えるとき、避けるべき表現がいくつかあります。

・忌み言葉
「切れる・失う・去る・離れる」など別れをイメージさせる表現は避けましょう。

・重ね言葉
「ますます・たびたび・いろいろ・再び」など繰り返すことを連想させる表現もタブーとされています。

・不幸、不吉な言葉
「散る・泣く・負ける・四(死)・九(苦)」なども使うのを避けてください。

祝電は、送る相手への祝福の言葉だけでなく、祝いの席に出席できないことのお詫びや、相手の長所や懐かしいエピソードなどを取り入れることで、メッセージに深みが出て、より伝わりやすくなります。ぜひあなたにしか書けないメッセージを作ってください。

まとめ

まとめ

祝電はお祝いの気持ちを伝える手段であり、結婚式だけでなく入学や開店祝いなどでも用いられています。現在、ぬいぐるみやお花がセットになったものなどさまざまなタイプの祝電が出ており、予算や好みに合わせて選択できます。祝電を送ることを決めたら、披露宴会場宛に遅くとも結婚式当日の朝までに届くように手配しましょう。

祝電の文章は、タブーとされる表現に気を配りながら、オリジナリティのあるお祝いの文章を作成することで相手への祝福の気持ちを表すことができるでしょう。

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