お食い初めの祝い金相場は?渡すときのマナーやお金以外の贈り物例も紹介

子供のお祝いごとのひとつであるお食い初め。この記事では、お食い初めの祝い金の相場を続柄別にご紹介します。また、お金以外の贈り物や渡すときのマナーについても解説しています。お食い初めについての情報をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

お食い初めの祝い金相場は?渡すときのマナーやお金以外の贈り物例も紹介

そもそもお食い初めとは

そもそもお食い初めとは

そもそもお食い初めとは、赤ちゃんの生後100日頃に行われるお祝いごとをいいます。「生涯食べ物に困りませんように」という願いを込めて、赤ちゃんに食べ物を食べさせる真似をします。お食い初めは平安時代から続く風習といわれており、食事には鯛・赤飯・お吸い物・煮物・香の物など一汁三菜の「祝い膳」を用意するのが一般的です。地域によって赤ちゃんの口元へ料理を運ぶ順番に違いがあり、たとえば関東地方では「赤飯→お吸い物→赤飯→鯛→赤飯→お吸い物」を1サイクルとして、これを3サイクル行います。

また、お食い初めと同時に、「丈夫な歯が生えてくるように」という願いを込めて歯固めの儀が行われることが多いです。歯固めの儀では、神社などで用意した歯固めの石に箸で触れ、その箸を赤ちゃんの口元や歯茎に当てます。

お食い初めの祝い金相場

お食い初めの祝い金相場

孫や甥・姪がお食い初めをすることになった場合、祖父母・叔父・叔母が祝い金を持って祝宴に参加するのが一般的です。この祝い金は、赤ちゃんへのお祝いの気持ちはもちろん、鯛や赤飯など豪華なご馳走への食事代としても捉えられます。ここからは、赤ちゃんとの続柄別に祝い金の相場を確認してみましょう。

祖父母から渡す祝い金

祖父母から渡す祝い金の相場は、一人当たり1万円程度といわれています。豪華な食事が用意されており、「1万円では食事代として少ないのでは」と感じる場合は、祝い金と併せて食器などのプレゼントを渡すのもよいでしょう。

叔父・叔母から渡す祝い金

叔父・叔母から渡す場合は5,000~1万円が目安です。夫婦二人で参加する場合は、その分食事代もかかるため、できるだけ1万円を目安に包むとよいでしょう。お食い初めを行う場所(ホテルや料亭など)によって食事代が変わるので、食事にかかる金額を調べて祝い金とすることもあるようです。

お食い初めの祝い金に関するマナー

お食い初めの祝い金に関するマナー

お食い初めの祝い金を渡すにあたって、いくつか注意すべきマナーが存在します。これを疎かにするとマナー違反と捉えられてしまうこともあるので、前もってしっかりと把握しておきましょう。

ご祝儀袋に入れて渡す

祝い金は、ご祝儀袋に入れて渡すのがマナーです。ご祝儀袋は、熨斗袋で、水引(中央部分にかけられているひも)が紅白・蝶結びになっているものを選びましょう。紅白・蝶結びの水引は、蝶結びが何度も結び直せることから「何度あっても嬉しいお祝いごと」に使用します。子供のお祝いごとでは、ほかにも七五三や入学祝いなどで使うので覚えておくと便利です。なお、ご祝儀袋の表書きには「御食初祝」や「箸揃え」、「初膳御祝」と書きます。下段には自分の名前を書きましょう。

出席できないときは現金書留などで対応する

祝い金は、基本的には当日持参して赤ちゃんの両親に渡します。しかし、祝宴に出席できない場合は、現金書留で送る・事前に渡しておくといった方法で対応してもよいとされています。当日にどうしても外せない用事などがある場合は、できるだけお食い初めの前日までに届けるとよいでしょう。

お金以外でお食い初めのお祝いを贈るときの品物

お金以外でお食い初めのお祝いを贈るときの品物

お食い初めのお祝いを、お金ではなくプレゼントで贈りたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ここからは祝い金以外の贈り物の例を紹介します。形に残るような贈り物、当日使える便利なもの、今後の育児に役立つものなど、さまざまな観点からおすすめの品をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

スプーンなどの食器

お食い初めに関連するプレゼントとして人気なのが食器です。とくに海外で「赤ちゃんが食事に困らないように」との意味を込めて贈られる銀のスプーンは、日本のお食い初めのプレゼントとしても定着しています。スプーンに赤ちゃんの名前・誕生日・生まれた時間・身長・体重を刻印できるものもあり、一生の記念になることでしょう。このほかにも、お食い初め当日の料理を載せるお膳や、普段の食事に使える赤ちゃん用の食器も人気があります。ただし、食器類はすでに両親が準備している可能性もあるため、贈り物として検討する場合は事前に確認しておくのがよいでしょう。

歯固めの石

歯固めの儀で使用する石をプレゼントとして贈れば、当日使用できて大変喜ばれることでしょう。初宮参りをした神社にお願いして借りるのが一般的なようですが、近年ではベビー用品専門店や通販で購入することもできるので、贈り物として選ばれることが増えています。こちらもすでに用意されているかどうか、事前に確認しておきましょう。

スタイ(よだれかけ)

赤ちゃん用のエプロンであるスタイも、人気のプレゼントの一つです。日常使いのものをプレゼントするのもよいですが、せっかくなのでお食い初め用に豪華なデザインのスタイを贈ってみてはいかがでしょうか。実際に当日使用してもらえると、選んだ甲斐があるというものです。日常使いのものでは、生地や取り外しのしやすさ、手入れのしやすさなども考慮して選ぶとなおよいでしょう。

おむつ

食器や歯固めの石は、すでに両親が用意していることもあります。そこでおすすめなのが、育児の必需品であるおむつです。形には残らないものの、育児中ならいくらあっても困らないものなので、きっと喜ばれることでしょう。こちらもスタイ同様に種類が豊富なため、普段どのおむつを使用しているのか事前にリサーチしておくことをおすすめします。

お食い初めのお祝いへのお返しについて

お食い初めのお祝いへのお返しについて

基本的には、お食い初めのお祝いに対するお返しはないものと考えてよいです。ただし、地域の慣習や個人差によるので、中にはお返しをする方もいるかもしれません。お返しを頂いた場合は、遠慮するとかえって相手の厚意を無下にすることになりますので、ありがたく受け取りましょう。

また、お食い初め当日にご馳走を用意し、おもてなしすることをお祝いへのお返しと考える方も多いようです。当日参加した際には、用意されたご馳走を美味しくいただくことをもって、厚意に報いましょう。

なお、当日参加できなかった場合、贈った金額の3~5割程度に相当するお菓子や日用品、お礼状などが送られてくることがあります。これらは内祝いとして送られてくるため、遠慮せずありがたく受け取っておき、あとで直接お礼と参加できなかったことへのお詫びを伝えるとよいでしょう。

まとめ

「食べ物に困らないように」という願いを込めて行われるお食い初め。マナーに則った贈り物を渡すのはもちろんですが、何より赤ちゃんの健やかな成長を祈り、盛大にお祝いしようという気持ちが大切です。赤ちゃんやその両親のことを第一に考え、気持ちを込めた贈り物をしましょう。

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