地方クリエイターの仕事とお金の話1「なぜ地方に?」

地方には都心にはない様々な魅力がたくさんあります。近年は、都心ではなく、地方へUターンして働く人も増えてきました。実際に、地方で働くというのはどのような生活になるのでしょうか。 今回は、地元へ帰省して働いているゲームクリエイターの平川らいあんさんにお話をお伺いしました。

地方クリエイターの仕事とお金の話1「なぜ地方に?」

クリエイター地元宮崎に帰る

ゲームクリエイターの平川らいあんと申します。「お金の、育て方」の「信託クエスト」という、ゲームでお金について学べるコンテンツのシナリオを担当させていただきました。そして、「『信託クエスト』制作秘話」や「クリエイターのお金の話」、「私の『資産形成』体験記」というコラムも書かせていただきました。
そして、なんと!またコラムを書かせていただくことになりました。誠に!誠に!ありがとうございます!読んでいただいた皆様のおかげです。嬉しい限りです。

さて今回のテーマは、「地方クリエイターの仕事とお金の話」についてです。

私は九州の宮崎県宮崎市出身で、宮崎を出てから、大阪で2年、東京で18年過ごしてきました。東京で大手ゲーム会社に入り、後に独立。ゲームクリエイター、シナリオライターとしてずっと東京で仕事をしておりました。

クリエイター地元宮崎に帰る

宮崎を出てからずっと、「いつか故郷の宮崎で仕事できるといいなぁ」と漠然と考えていました。独立して自分で仕事をやるようになって本気で考えるように。
ゲームの仕事は、勤務時間が長く、締切も多く、独立して全部自分でやるようになると、仕事ばかりしている日々が続くようになりました。
ゲームの仕事は大好きで、東京で色んな仕事をさせてもらって楽しく過ごしていたのですが、歳を取ってくるとこのままでいいのかと色々と考えるように。

宮崎は、食べ物は美味しいし、中心地の近くに海も山もあるし、年中ポカポカで癒される。何より生まれ育った地なので、思い出がいっぱい。思い出に浸りながら、美味しいものを食べて、自然に癒されて、仕事もプライベートも充実させたい。
働き方改革やワークライフバランスについて叫ばれる昨今、私は新しい働き方を探すため、地元である宮崎県宮崎市に戻ることを選択。2017年にUターンしました。
Uターンして地方クリエイターとなって2年。地方での仕事やお金の話をコラム形式でご紹介させていただきます。
地方の生活に興味のある方、働き方改革やワークライフバランスについて興味ある方、地方への移住を考えている方に、少しでも参考になれば幸いです。

日本のひなた宮崎県

ここで九州の宮崎県についてちょいとご紹介したいと思います。食べ物は美味しいし、自然がいっぱい。とは言え、どこの地方もそんな感じ。そんな中でも特徴と言えば「日本のひなた」とアピールしているほど年中ポカポカで暖かい。快晴日数2位、日照時間全国3位、平均気温全国3位。どれも1位じゃないのがちょうどいい感じ(笑)

日本のひなた宮崎県

出典:宮崎県総合政策部 「日本のひなた 宮崎県」

ちょっと暑そうと思われるかもですが、各地で40度を超え猛暑だった2018年の夏、宮崎は35度を1度も超えなかったのです。もう避暑地ですね。東京での夏は大嫌いでしたが、宮崎の夏は好きなぐらい。
暮らしも快適です。日本で1番物価が低い。通勤、通学時間が日本一短い。などストレスも少ないです。

日本のひなた宮崎県

出典:宮崎県総合政策部 「日本のひなた 宮崎県」

食べ物だとチキン南蛮や地鶏など鶏料理が名物で、宮崎牛は全国和牛能力共進会で最高賞である内閣総理大臣賞を種牛部門で獲得し日本一に輝くなどお肉が美味しい。
個人的には街中の温泉施設がお気に入り。いくつかあるんですが、平日だと600円で入れる温泉があって、ホテルに併設してる施設だから綺麗だし、設備はいいし、タオルセットも付いてるから手ぶらでいけちゃう。仕事の合間や打ち合わせの前に入ったりしてます。贅沢の極みです。
と、生活面では快適な宮崎ですが、仕事とお金の面ではどうなのか。仕事面で、宮崎に拠点を移した理由は大きく3つありました。この3つの観点からお話ししていきたいと思います。

宮崎県宮崎市に拠点を移した理由

1.ワークライフバランスの改善
2.将来を見据えた新しいことへの挑戦
3.宮崎のゲーム好きのための環境をつくりたい

次回から、実際に地方に拠点を移してからどうなったか。都会と地方との違いや実情を具体的に話していきたいと思います。ご期待ください♪

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