認知症予防に効果的なトレーニングや健康管理の方法をご紹介

認知症は加齢とともに発症しやすくなり、ほとんどの場合、現代の医学では治すことができないため、適度な運動や脳トレ、健康管理などの予防を日頃から心がけていくことが大切です。本記事では、認知症予防に効果的なトレーニングを解説するとともに、認知症予防のサポートにおすすめの健康管理アプリ「わが家ノート」を紹介します。

認知症予防に効果的なトレーニングや健康管理の方法をご紹介

認知症予防はなぜ重要?

認知症予防はなぜ重要?

加齢とともに誰もが発症する可能性のある認知症。しかし、残念ながら、現段階では主要な認知症に対する根本的な治療薬はありません。そのため、健康寿命を延ばし、自立した老後を送るためには認知症の予防が重要です。

認知症を引き起こす原因として、加齢以外にも運動不足や睡眠不足、乱れた食習慣、知的活動の減少などが大きく影響することが、最近の研究でわかってきました。つまり、日ごろの生活習慣を改善し、脳と身体の両方を良好に保つことが認知症の予防に役立ちます。

認知症予防に効果的なトレーニング

認知症予防に効果的なトレーニング

前述したように、認知症予防には適度な運動と思考・記憶・判断を伴う知的活動を日々の生活に取り入れることが効果的です。ここでは日常的に行える認知症予防トレーニングを紹介します。

適度な運動や手遊び

運動は身体機能の向上だけでなく、脳の活性化にも役立ちます。特に景色を見ながらのジョギングや話しながらの散歩などの「ながら」運動は、有酸素運動と認知機能を同時にトレーニングできるためおすすめです。

また、指先を意識して使う指体操や折り紙、お手玉、あやとり、けん玉などの手遊びも脳の活性化に効果があるとされています。指先には神経が集中していることから「第二の脳」と呼ばれており、認知症予防のために指体操や手遊びを取り入れている介護施設も少なくありません。

運動も手遊びも毎日続けること、楽しむこと、そして少しずつ無理のない範囲で活動量を増やしたり、難易度を上げたりすると、さらに脳を刺激する効果が期待できます。ほかにも2人以上でコミュニケーションを取りながら身体を動かすことで、脳の細胞を活性化する効果が期待できます。

脳トレ

加齢の影響による認知機能の低下を抑える潜在的な能力のことを「認知予備力」と言い、この認知予備力を若い頃から鍛えておくことは加齢時の急速な認知機能の低下を防ぎ、認知症のリスク軽減につながるとされています。そして認知予備力の蓄積に効果が期待されているものの一つが脳トレです。

たとえば囲碁や将棋といったボードゲーム、クイズやなぞなぞ、パズルなどは、普段と違う頭の使い方をするため、脳を刺激できます。また、声を出して文章を読む、買い物時に合計金額を暗算するなど、普段の生活の中で少し意識して頭を使うことも認知症予防につながると言われています。買い物に行く機会が少ない方であれば、簡単な計算ドリルや「脳トレ」とうたっているゲームなどを活用するのもおすすめです。どの脳トレも運動や手遊び同様に毎日続けることに意味があるため、楽しみながら取り組める自分に合った方法を見つけて継続することが大切です。

わが家ノートがサポートする認知症予防

わが家ノートがサポートする認知症予防

認知症の予防には適度な運動や脳のトレーニング以外にも、食事管理や血圧の管理を普段から意識することが重要です。三菱UFJ信託銀行が提供する「わが家ノート」は、健康管理や脳トレなどが簡単で楽しく行える無料アプリです。ここでは、認知症予防に役立つ機能を紹介します。

運動が楽しくなる歩数管理機能

認知症予防には適度な運動が欠かせません。わが家ノートには毎日の歩数を管理できる「歩数計機能」だけでなく、楽しく運動するための「ウォーキングチャレンジ機能」が搭載されています。ウォーキングチャレンジ機能とは「東海道五十三次」や「四国八十八ヶ所」などのコースを選択すると地図上に歩数が反映され、国内各地をバーチャルで散歩できる機能です。全国制覇に挑戦するなど、目標を持って楽しく運動に取り組めます。

楽しい脳トレで脳年齢をチェック

わが家ノートには気軽に始められる脳トレゲームが搭載されています。立体ブロックの数当てや虫食い計算などの脳トレゲームを通じて脳年齢をチェックできます。対戦形式でも脳トレができ、対戦相手は身近な人だけでなく、オンライン上からも選べます。ゲームの難易度は脳年齢に応じて自動で変化し、繰り返しゲームに挑戦することで番付が上がっていく仕組みです。普段とは違う頭の使い方をするため、楽しみながら脳機能を鍛えられます。

食事管理でバランスのいい食生活

認知症のリスクを高める原因となる糖尿病や脳血管疾患といった生活習慣病の予防には、バランスの良い食事を心がけることが大切です。わが家ノートの「食事管理機能」では、脳の健康に良いとされる食材9品「ま(豆・大豆類)・ご(ごま類)・た(たまご)・ち(チーズ)・わ(ワカメなどの海藻類)・や(野菜)・さ(魚、主に青魚)・し(しいたけ)・い(いも)」から、その日に食べた食材をタップするだけで簡単に食事の記録が行えます。食事名を細かく記入しなくても食事管理ができるため、気軽に続けやすく、バランスの良い食事を心がけるきっかけになります。

健康数値の管理(血圧)

認知症は加齢によって脳に異常なタンパク質が蓄積し、神経細胞が障害されることだけでなく、脳の血管に障害が出ることでも発病するリスクがあります。特に高血圧の持続が認知症の発症や進展に深く関与していることが、さまざまな研究によって明らかになっています。高血圧を予防・改善するには、日常的に血圧を管理する必要があります。わが家ノートでは、朝晩の血圧を記録し、過去一週間の推移をグラフで確認できます。血圧を毎日記録することは、脳卒中をはじめとする重篤な病気の発症リスクを正しく評価するためにも重要です。

アプリに記録した健康活動は家族と共有もできる

アプリに記録した健康活動は家族と共有もできる

わが家ノートには、アプリの利用状況を家族と共有するための「見守り機能」が搭載されています。歩行ペースや脳トレのスコアといった健康状態を家族が確認できるほか、一定期間アプリへのログインがなかった際に本人と家族にメールで通知することも可能です。そのため、離れて暮らす高齢の家族の健康状態が心配という方にもおすすめのアプリです。

まとめ

認知症予防には、適度な運動や手遊び、計算やパズルゲームなどの脳トレを日々の生活に取り入れ、バランスの良い食事、健康管理を心がけることが大切です。「わが家ノートbyMUFG」には、このような認知症予防をサポートする機能をはじめ、終活の第一歩である「エンディングノート」を作成できる無料機能などが充実しています。認知症リスクを減らし、健康的なライフスタイルを送るためにも、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

わが家ノートbyMUFG
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