乗馬の魅力とは?必要な持ち物などを紹介

近ごろ、乗馬が幅広い年齢層の人が取り組める趣味として注目されています。乗馬クラブや馬場などへ赴けば、インストラクターの指導のもと、気軽に乗馬体験ができます。この記事では、乗馬体験の内容や注意点、持ち物、初心者におすすめの乗馬クラブなどを紹介します。乗馬に興味がある人は、ぜひ乗馬体験から挑戦してみてください。

乗馬の魅力とは?必要な持ち物などを紹介

近年、乗馬は趣味として人気が高まっています。乗馬に興味を持ち、趣味として楽しんだり、習ったりしてみたいと考えている人も多いかもしれません。

乗馬は富裕層の趣味と思われがちですが、料金が割安な乗馬クラブもあるため、気軽に始めることもできるのです。

今回の記事では、乗馬の魅力、乗馬体験に必要な持ち物、初心者におすすめの乗馬クラブなどについて紹介します。

体験を通して乗馬が好きになり、生涯の趣味になる可能性も大いにあります。まず乗馬体験に参加してみましょう。

乗馬の魅力とは

乗馬の魅力とは

乗馬は、あらゆる世代の人たちが馬とふれあい、日常では味わえない時間を楽しめるところが魅力です。近ごろは趣味として乗馬が注目されていて、乗馬人口は年々増加しています。乗馬を始める人たちの年齢はさまざまで、学生や社会人、シニア世代、子連れで親子共通の趣味にする人もいます。

乗馬は子どもやお年寄りも挑戦でき、体力に自信がない人も安心して取り組むことができます。

また、目線が変わって見える景色も異なり、適度な揺れも心地よく、ストレス発散やリフレッシュにもなります。

乗馬クラブでの乗馬体験

多くの乗馬クラブでは、乗馬の体験レッスンが用意されています。インストラクターの指導があるため、初心者でも心配はいりません。

体験では、実際に馬に乗り、自分で指示を出して馬を動かし、歩いたり小走りしたりすることができます。人間が大好きな馬に乗るので、馬との触れ合いも楽しめるでしょう。

また、馬術の基礎技術を体験できる他、レッスンを垣間見ることもできるので、乗馬クラブへの入会を検討している人にもおすすめです。

乗馬体験の選び方

初心者におすすめな乗馬体験の選び方

乗馬に対する憧れがあっても、たくさんの乗馬クラブのなかから体験レッスンを選ぶとなると、どれが自分に合うのか分からないこともあるでしょう。乗馬クラブによって、提供しているレッスンやサービスは異なるため、注意が必要です。

乗馬初心者は、以下の3点を踏まえて乗馬体験を検討しましょう。

【乗馬体験を選ぶポイント】
・乗馬スタイル
・目的
・通いやすさ

出典 

乗馬スタイル

日本で楽しめる乗馬のスタイルは、主に「ブリティッシュスタイル」と「ウエスタンスタイル」の2種類です。

ブリティッシュスタイルはヨーロッパ貴族に採用されていた乗り方で、オリンピックの馬術競技のベースにもなっています。

一方、ウエスタンスタイルはアメリカのカウボーイの流れをくんでいて、人も馬も疲れさせないように、馬に自然な動きを求める乗り方です。

この2種類の乗馬スタイルから、どちらかを選択することになります。しかし、乗馬クラブ側でどちらか1つのスタイルのみ採用してレッスンを行っていることが多いので、そこまで気にしなくても良いでしょう。

目的

乗馬クラブによって提供しているサービスが異なるため、目的に合う乗馬クラブを選ぶと、より乗馬体験を楽しむことができます。

たとえば、たくさん馬と触れ合いたい人は、馬のお手入れを会員ができるのかチェックしてください。そのようなクラブは、乗馬だけでなく、お世話を通して馬と仲良くなれます。そのため、馬とのふれあいを第一に考える人にはピッタリです。

また、乗馬という趣味を通して友人が欲しい場合は、会員同士のコミュニケーションが活発なクラブを選びましょう。

クラブを実際に見学したり、会員同士で関わりを持てるようなイベントをおこなっているかを確認したりするのも良い方法です。そのようなクラブでは、乗馬やイベントを、仲間と一緒に和気あいあいと楽しむことができるでしょう。

競技に出てみたい人は、乗馬を競技スポーツとして指導しているクラブを選ぶ必要があります。乗馬を趣味として楽しむのに加え、勝負に勝つという明確な目的を持ち、この趣味にかける熱量をもてる人におすすめです。

また、クラブでは、自身の技術レベルを認識し、更なる技術向上をするための資格である「乗馬ライセンス」をとることもできます。乗馬を始めてある程度慣れて来たら、ライセンス取得を目的としてみるのも良いでしょう。

通いやすさ

乗馬クラブへの入会を視野に入れている場合は、通いやすさも重要です。一般的に、乗馬クラブは、町の中心部や最寄駅からは離れている傾向にあります。したがって、アクセスのよさや送迎の有無は、まず知っておくべき情報です。

自宅から通いやすく、気に入ったクラブがあれば、さっそく体験レッスンを予約して、自分にあっているかを確認しましょう。

乗馬体験に必要な持ち物と服装

乗馬体験に必要な持ち物と服装

初心者向けの乗馬体験レッスンでは、乗馬に必要な道具は借りられるケースがほとんどです。乗馬クラブによって違いがあるので、必ず事前に確認してください。

ただ、乗馬体験に必要な道具といわれても、ピンとこない人が多いでしょう。ここからは、持参すると役に立つ物や、乗馬に適している服の選び方について解説します。

持ち物

乗馬体験で必要な道具のほとんどはレンタルできますが、下記の道具はクラブによっては貸し出しをおこなっていない場合があるので、持参すると良いでしょう。

【持参すると良い持ち物】
・軍手
・タオル
・着替え用の服と靴下
・飲み物
・虫除けスプレー

出典 

乗馬は汗をかいたり汚れたりするため、タオルや着替えがあると便利です。また、汗をかくので、水分補給も欠かせません。近くに自動販売機があるとはかぎらないので、飲み物を用意しておくと良いでしょう。

さらに、乗馬クラブは自然が多い場所にあるため、虫にさされやすいです。気になる人は、虫よけスプレーで対策をしましょう。

服装

乗馬体験の服装は乗馬クラブから指示されるのが一般的です。また、専用のジャケットやヘルメットなどは、レンタルしてくれる場合がほとんどです。

クラブからの指示に加え、下記のような服装を意識するとより快適に楽しめるでしょう。

【乗馬をする際の服装の例】
・汚れてもいい靴
・動きやすいズボン
・夏はポロシャツ、冬は腰がかくれるくらいのジャンパー

出典 

馬場は砂が敷き詰めてあり、そこを徒歩で移動するため、想像以上に汚れやすくなっています。使い古したスニーカーのような、汚しても問題ない靴を用意しておきましょう。

服は、通気性がよく速乾性のあるものをおすすめします。馬に乗ると、馬の体温の影響で気温よりも暑く感じるからです。また、日焼けや虫刺されを防ぎたい人は、長袖を選ぶと良いでしょう。

ただ、フードがついていたり、ひもが伸びていたりする服は避けてください。馬に引っ張られる可能性があり、最悪の場合、騎乗中に馬から落ちることもあり得ます。できるだけ、シンプルな服で参加しましょう。

乗馬体験のコツと注意点

乗馬体験で失敗しないためのコツと注意点

初めての乗馬となると、イメージがつきにくく不安に思う人もいるかもしれません。

乗馬のコツや注意点を意識すれば、より有意義な乗馬体験ができるでしょう。

馬と信頼関係を築く

乗馬体験では、素直な性格でおとなしい馬に乗るので、恐れる必要はありません。むしろ人間が不安になると、馬はそれを察知して不安を感じてしまいます。やさしく、かつ力強く馬をリードするよう心がけてください。

ただ、急に大きな動きをしたり、真うしろや真正面に立ったりすることは危険なので、しないようにしてください。

馬は繊細な動物なので、些細なことで驚いたり、敵と勘違いされたりしてしまうことがあります。温厚な馬でも、驚いた際には制御がきかず蹴られたり噛まれたりする可能性があるので大変危険です。

また、馬自身がけがをすることにもつながります。インストラクターの指示には必ず従い、馬を安心させるように心がけてください。

乗馬中は姿勢と重心を意識する

乗馬の際には、姿勢を正して重心を中心に置き、バランスを取るようにしましょう。重心がずれてしまうと、馬が激しく動いた際に対応できなくなる可能性があるからです。

姿勢や重心を意識しつつ、馬の動きに合わせて、自分の身体を動かすことで、上手く乗りこなせるようになるでしょう。上手くできるようになれば、馬と一体になったような感覚になり、よりいっそう爽快感を得られます。

しかし、まったくの乗馬初心者が、正しい姿勢や重心を意識したり、上手く動きを合わせたりするのは困難です。そのため、体験ではしっかりとインストラクターの話を聞いて、指示通りに動けるよう挑戦しましょう。

運動制限や体調不良は報告する

乗馬体験中、わずかでも体調に異変を感じたら、ただちに報告するようにしましょう。乗馬は、優雅な見た目からは想像できないくらい、ハードな運動です。よって、医師から運動を禁止されている人や、運動制限がある人は、乗馬ができない可能性があります。

また、下記のような人も、注意が必要です。

【乗馬で注意すべき人の例】
・痙攣発作を起こしたことがある
・呼吸困難になったことがある
・血圧の異常や、心臓疾患がある
・アレルギー体質で、かぶれやすい

出典 

健康上の不安がある人は、乗馬体験を申し込む際に必ず申告してください。クラブの人や他の参加者に迷惑をかけるだけでなく、自分も大変な思いをしてしまいます。乗馬体験中に何か違和感があった場合は、すぐに報告するように意識しましょう。

乗馬体験ができる初心者向け乗馬クラブ5選

乗馬体験ができる乗馬クラブ5選

ここからは、初心者におすすめの、乗馬体験が楽しめるクラブを紹介します。

乗馬体験を選ぶ際の参考にしてみてください。

【東京都】日の出乗馬倶楽部

日の出乗馬倶楽部は、豊かな自然の中にある乗馬クラブです。このクラブは、乗馬の楽しさや素晴らしさを伝えることをモットーとしています。人間が大好きな馬が揃っているので、馬と触れ合いたい人におすすめです。

乗馬が初めての人や2回目の人は、ビジター乗馬30分のプランが良いでしょう。ほかにも、入会せずに受講できる3回コースや10回コースもあるので、会員になるほどではないが、馬と触れ合いたいという人に向いています。

【千葉県】「馬の国」オリンピッククラブ

「馬の国」オリンピッククラブは、乗馬初心者から、ライセンス取得を目指す人、馬術を極めたい人まで、幅広い層を対象にした乗馬クラブです。さまざまなレベルのコースがあり、あらゆる人が乗馬の楽しさや素晴らしさを実感できるでしょう。

馬に乗ったことがない初心者には、1日かけて乗馬の基礎を学べる1Day体験乗馬プランがおすすめです。さらに、騎乗や馬学講座をはじめ、3日間でライセンス5級を取得できるコースなど、多様なプランが用意されています。

【愛知県】ARC空港乗馬倶楽部

ARC空港乗馬倶楽部は、初心者から上級者まで学べるクラブです。ストレスのない環境で過ごしている元気な馬とレッスンができます。会員同士の交流も盛んなので、趣味として乗馬を始めたい人も楽しめる環境です。

乗馬ビジター体験は30分の騎乗が1回で、終了後は引き馬で外へ散歩に行けます。また、30分の騎乗を4回おこなうコースや、3日間でライセンス5級を取得できるコースも用意されているため、自分にあったプランを見つけることができるでしょう。

【熊本県】阿蘇うま牧場

阿蘇うま牧場は、阿蘇くじゅう国立公園内にあり、ホースセラピーも行われているクラブです。初心者でも馬との触れ合いを楽しみながら、乗馬に挑戦できます。

体験乗馬は20分もしくは40分で、乗馬を初めてする人向けのコースです。馬への乗り方や基本的な操作から学べます。牧場の外で、馬に乗って散歩するプランもおすすめです。

【全国各地】乗馬クラブクレイン

乗馬クラブクレインは、全国各地に展開されています。馬の維持や管理を多数の会員でおこなうため、利用料金は安めに設定されているのが特徴です。費用が心配な人も安心して利用できるでしょう。

また、資格取得にも強いクラブで、初心者向けのライセンスであるブリティッシュ5級から、最高難易度の乗馬技能認定級である、障害1級や馬場1級まで受けられます。

体験コースは、30分の乗馬体験1回コース、45分のプライベート乗馬レッスン、ペア家族限定プランなど、数種類の中から選べます。自分にあった、好みのコースを選ぶことができるでしょう。

乗馬体験にかかる費用

乗馬体験にかかる費用

乗馬クラブごとに体験メニューや乗馬時間が異なるため、料金も異なります。東京都内の乗馬体験の相場は3,500円から9,000円程度です。

数回の乗馬なら、乗馬クラブに入会しなくても楽しめます。

ただ、乗馬クラブに入会するとなれば、ある程度の金額が必要になるでしょう。安価なところでも、入会金は約16万円、月会費が17,000円程度、騎乗するたびに2,000円ほどかかるのが相場です。

自分が出せる費用と相談して、入会を考えてください。

まとめ

乗馬は、馬とふれあい、日常では味わいない時間を楽しめるのが魅力で、幅広い年代の人から人気を集めています。

乗馬体験であれば、割安なクラブやプランもあり、手軽に始められます。年を重ねても楽しめるため、生涯の趣味になる可能性も十分にあるでしょう。

まず、乗馬の体験レッスンを試してみてはいかがでしょうか。

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