お米の賞味期限はいつ?正しい保存方法を知って長持ちさせよう!
お米は生鮮食品なので、賞味期限の表示義務はありません。しかし、お米は傷みやすいため、傷む前に食べなければなりません。お米の賞味期限に関する目安や、傷んだお米の見分け方、正しい保存方法、おすすめのお米や商品などを紹介します。

普段何気なく食べているお米ですが、賞味期限についてはあまり意識したことがないという人も多いのではないでしょうか。
お米は生鮮食品なので明確な賞味期限の表示義務はありません。精米後のお米は季節によって保存期間の目安が異なりますが、あまり長持ちするものではないのです。
この記事では、お米の賞味期限やお米を長持ちさせる方法、おすすめのお米などについて解説します。
お米を長持ちさせて、おいしく食べきりましょう。
お米の賞味期限はいつ?

お米には賞味期限を表示する義務はないため、明確に賞味期限は設定されていません。季節や保管方法などによって賞味期限は変動します。
しかし、おいしく食べられるうちに食べきりたいものです。
お米の賞味期限に関する目安や、傷んだお米の見分け方を把握しておくと安心です。
お米に賞味期限はない
お米は生鮮食品に分類されています。食品表示法により、お米のような生鮮食品は賞味期限・消費期限表示の義務はないと定められているのです。
そのかわり、精米年月日の表示が義務付けられています。
【参考】e-GOV法令検索「食品表示基準:別記様式四(第二十二条関係)」詳しくはこちら
しかし、食品は時間が経つことで傷んでしまうため、ある程度の時期を目安に食べきる必要があります。
特に、1年や2年経過したお米は傷んでいる可能性が高いため、食べないようにしましょう。
お米の賞味期限の目安
お米の賞味期限は精米した日で見極めます。精米することでお米が空気に触れるため、風味が落ちるからです。
お米の賞味期限の目安は季節ごとに異なります。
【お米の賞味期限の目安】
・春夏:精米後1ヶ月以内
・秋冬:精米後1~2ヶ月以内
気温の低い秋や冬には2ヶ月もつ場合もありますが、気温が高く食品の傷みやすい春や夏は1ヶ月以内にお米を消費してください。
なお、米袋には穴が空いているので、未開封でも開封後でも賞味期限に変わりはありません。
傷んだお米の見分け方

お米を長く保管してしまった場合、傷んだお米を食べるリスクに注意しなければなりません。
【傷んだお米を見分けるポイント】
・変色しているかどうか
・変な匂いがするかどうか
・虫が湧いているかどうか
・カビが生えているかどうか
これらのサインが出ていると、米が傷んでいる可能性が高いです。傷んだお米を食べてしまうと、おなかを壊すなど健康に支障をきたす恐れがあるので注意しましょう。
変色しているかどうか
お米を放置していると、カビなどによってお米が変色してしまう恐れがあります。
お米を見たときに、色がおかしいと感じた場合は食べるのを控えたほうが良いでしょう。
変な匂いがするかどうか
お米を長く保管していると、お米が酸化して異臭を放つ場合があります。
酸化したお米は風味が落ちてしまうため、異臭を感じた場合は食べるのを控えたほうが良いでしょう。
虫が湧いているかどうか
お米を長期間保管していると、虫が湧いてしまうことがあります。お米に湧きやすい虫はコクゾウムシやコクガなどです。
お米のなかで虫が卵を産んでしまう場合があり、お米の風味が落ちてしまいます。
お米に虫が湧いていたら食べるのをやめましょう。お米に虫が入らないようにするには、低温度・低湿度の場所で保管したり、お米専用の防虫グッズを使用したりすると良いです。
カビが生えているかどうか
お米にカビが生えていた場合は食べるのをやめましょう。
カビが生えていると、変色したり異臭が発生したりする原因にもなります。
風味が落ちてしまうほか、おなかを壊してしまう場合もあるので、食べないようにしましょう。
お米を長持ちさせる保管方法

お米は生鮮食品なので、思った以上に傷みやすい点に注意してください。
長持ちさせる秘訣は、以下のような方法で高温多湿を避けることです。
【お米を長持ちさせる保管方法】
・米びつで保管
・冷蔵庫で保管
・炊いたお米は冷凍保存
長期間保管するのに便利な方法ですが、お米は早めに食べるようにしましょう。
米びつで保管
お米を保管する際は、空気に触れさせないことが重要となります。
空気に触れさせずにお米を保管するアイテムとしておすすめなのが、米びつです。
米びつは密閉した空間で、外部の空気と遮断した状態でお米を保管できます。
冷蔵庫で保管
高温多湿を避けるためには冷蔵庫で保管するのがおすすめです。
冷蔵庫で米びつを使って保存することで長期保管が可能になります。
米びつの他に、ジップ付きの袋やペットボトルなどに入れて保管するのもおすすめです。
炊いたお米は冷凍保存
炊いたお米は、生のお米よりも鮮度が落ちやすい状態になります。
炊いた後に余ったお米は、冷凍保存をするのがおすすめです。
冷凍保存したお米は、少しだけごはんを食べたいときや、雑炊などを作る場合に適しています。
長持ちするおすすめのお米やレトルト5選

ここからは、おいしくて長持ちするおすすめのお米を紹介します。
おいしいブランド米から、珍しいお米などさまざまなラインナップがあります。お米は通販などで手軽にお取り寄せできるので、食べ比べもおすすめです。
また、長期保存に便利なレトルトご飯も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
宮城県産 金のいぶき 玄米

出典:木徳神糧株式会社 | 宮城県産 金のいぶき 玄米 2kg
木徳神糧株式会社の「宮城県産 金のいぶき 玄米」はもちもちぷちぷちの食感が人気で、冷めてもやわらかい玄米です。
玄米は精米よりも長く保存できます。玄米は酸化が遅いので長期保存が可能です。
金のいぶきは通常の玄米よりも胚芽が大きいのが特徴です。これから玄米食をはじめよう、という人にもおすすめの玄米です。
長鮮度 魚沼コシヒカリ

出典:コメッツ|長鮮度米魚沼コシヒカリ
コメッツの「長鮮度 魚沼コシヒカリ」は新潟県魚沼産のブランド米です。
日本一の米の生産量を誇る新潟県で作られたコシヒカリは、甘くてもっちりした食感が人気です。
窒素と一緒に包装することで、お米の酸化や劣化を防いでいるので長期保存に向いています。
長鮮度 岡山県産きぬむすめ

出典:【楽天市場】令和3年産 お米2kg 長鮮度 岡山県産きぬむすめ 2kg1袋 送料無料 脱酸素剤入り:岡山のお米と雑穀のスカイファーム
スカイファームの「長鮮度 岡山県産きぬむすめ」は岡山のブランド米です。
甘味がありながらも、粘りや硬さのバランスが良く、ご飯だけでもおいしくいただけます。
長期間鮮度を保てる長鮮度米なので、におい移りや水漏れなどを防ぐことができます。
タイ香り米

出典:木徳神糧株式会社|タイ香り米
木徳神糧株式会社の「タイ香り米」は東南アジアで生産されているお米です。
タイののどかな田んぼで作られたお米は、日本では馴染みのない細長い形をしています。
タイ香り米はタイ米のなかでも特に食欲をそそる香りで、高級米として世界中で人気です。
チャック付きの袋で、脱酸素剤も入っているので、長期保存にも適しています。
サトウのごはん「新潟県産コシヒカリ」

出典:サトウのごはん - サトウ食品
サトウ食品の「サトウのごはん『新潟県産コシヒカリ』」はレトルトのご飯です。
電子レンジ調理ですぐに食べられるため、手軽な長期保存食として重宝するでしょう。
レトルトのご飯は真空パック保存のため、お米の賞味期限がかなり長く設定されています。製造日から10ヶ月~1年持つため、保存食に最適です。
長鮮度米の相場

長鮮度米は一般的な米と料金に大差はなく、リーズナブルな価格で購入できます。
今回紹介した長鮮度米の価格は以下のとおりです。
商品名 | 容量 | 値段 |
---|---|---|
宮城県産 金のいぶき 玄米 | 2㎏ | 1,490円 |
長鮮度 魚沼コシヒカリ | 2㎏ | 1,220円 |
長鮮度 岡山県産きぬむすめ | 2㎏ | 1,780円 |
タイ香り米 | 450g | 398円 |
サトウのごはん「新潟県産コシヒカリ」 | 200g(20食入り) | 3,780円(1食あたり189円) |
2㎏のお米は1,000円〜2,000円ほどが相場となっています。
レトルトのご飯は、1食だけ欲しいときなどに重宝し、長期保存にも向いていますが、単価を見ると高めの料金と言えるでしょう。
まとめ
お米の賞味期限は明確な表示義務がありませんが、春夏は1ヶ月以内で夏冬は1~2ヶ月という目安があります。
さきほど紹介した木徳神糧株式会社のお米に関して、三菱UFJ信託銀行が提供する情報銀行サービスDprimeにお得な情報を掲載しています。
Dprimeでは自分が応諾した企業にパーソナルデータを提供することで、提供した企業からクーポンや商品を対価として受け取ることができます。
パーソナルデータをお得に活用できる情報銀行Dprimeをぜひ一度体験してみてください。
本記事は掲載日時点の情報に基づいて作成しています。Dprimeに掲載されている企業は今後変更となる可能性がありますので、ご留意ください。
ご留意事項
- 本稿に掲載の情報は、ライフプランや資産形成等に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の取得・勧誘を目的としたものではありません。
- 本稿に掲載の情報は、執筆者の個人的見解であり、三菱UFJ信託銀行の見解を示すものではありません。
- 本稿に掲載の情報は執筆時点のものです。また、本稿は執筆者が各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性について執筆者及び三菱UFJ信託銀行が保証するものではありません。
- 本稿に掲載の情報を利用したことにより発生するいかなる費用または損害等について、三菱UFJ信託銀行は一切責任を負いません。
- 本稿に掲載の情報に関するご質問には執筆者及び三菱UFJ信託銀行はお答えできませんので、あらかじめご了承ください。