盆栽を始めよう!作り方や育て方のポイントとは

盆栽に興味はあるけどどうやって始めればいいかわからないという人も多いかもしれません。この記事では盆栽の作り方や育て方、初心者向けの盆栽を紹介します。正しい知識を身に付けて、盆栽作りを始めてみましょう。

盆栽を始めよう!作り方や育て方のポイントとは

盆栽と聞くと、なんとなく堅苦しく難しそうなイメージを抱く人もいるのではないでしょうか。

しかし、盆栽は手軽に始められる趣味として人気が高まっています。なかでもミニ盆栽は、植物の栽培に慣れていない初心者でも簡単に始められます。

この記事では、盆栽の育て方や、手入れの仕方などの基本的な情報から、ミニ盆栽をはじめとした、初心者でも手軽に始められる盆栽を紹介します。

基本的な知識を得た上で、趣味として盆栽に挑戦してみましょう。

盆栽とは

盆栽とは

盆栽の作り方や育て方を学ぶ前に、盆栽を作る目的や楽しみ方、盆栽の種類を理解しておきましょう。

盆栽を作る目的

盆栽は、鑑賞することを目的として作られます。

決して大きくない樹木から表現される雄大な自然の美しさや時の流れは、見るものを魅了します。

そして、その美しさを表現するためには、鉢の部分である「盆」と、樹木の部分である「裁」の相性を合わせる必要があります。

したがって、盆栽は樹木だけに着目するのではなく、鉢にもこだわることが重要です。

あくまで人工物の盆栽ですが、鉢と樹木の相性がぴったり合った盆栽からは自然の美しさを感じることができるでしょう。

盆栽の樹形の種類

自然の美しさを表現するために、樹木と鉢の相性を合わせることは大切です。しかし、盆栽の種類は多く、形もさまざまです。まず、樹形の種類から覚えましょう。

項目詳細
直幹(ちょっかん)幹がまっすぐ伸びていて、左右対称
模様木(もようぎ)自然の木と同じように、幹が曲がりながら上に伸びている
斜幹(しゃかん)今にも倒れそうな中、力強く伸びる姿を表現している
吹き流し(ふきながし)風になびいているかのように、幹や枝が一定方向に向いている
懸崖(けんがい)樹木を下向きに育てることで、梢が根元より低くなるようにしている
文人木(ぶんじんぎ)古木が朽ちているかのように細めの幹を天に伸ばし、下枝をほとんどつけずに上部の枝を下げ、わびしさを表現している
双幹(そうかん)1本の樹木の根や下枝を育て、2つの幹になる樹形
双樹(そうじゅ)種類の異なる2本の樹形

上記以外にもさまざまな樹形があります。しかし、いきなりすべての樹形を覚えるのは難しいです。そのため、まず今回紹介した基本的な樹形を覚えましょう。

盆栽の作り方

盆栽の作り方

続いて、盆栽の作り方の手順を紹介します。

【盆栽の作り方の手順】
1.盆栽を選ぶ
2.必要な道具を用意する
3.盆栽の剪定
4.盆栽の針金掛け

剪定や針金掛けと聞くと難しく感じるかもしれません。

しかし、これらの作業自体は簡単です。あまり難しく考えずに、それぞれの作業のポイントを理解していきましょう。

1.盆栽選び

最初のステップは盆栽選びです。

初心者が盆栽を選ぶ際のポイントは、好みで適当に選ぶのではなく、ある程度形の整った市販のものを選ぶことです。

事前にある程度自分の作りたい盆栽の形をイメージしておき、それに近いものを購入しましょう。

2.必要な道具を用意する

次は盆栽作りに必要な基本的な道具を用意しましょう。

【盆栽作りに必要な道具】
・ノコギリ
・ピンセット
・回転台
・ふるい
・土入れ
・シュロぼうき
・盆栽用ジョーロ
・剪定バサミ
・芽摘みバサミ
・又切りバサミ
・根切りバサミ
・針金切りバサミ
・ヤットコ

上記のように、盆栽には必要な道具は多くあります。

しかし、最初は、スタンダードな剪定バサミと太い枝用の又切りバサミ、針金切り、ピンセットの4点があれば問題なく盆栽作りを始めることができます。

盆栽作りに慣れて、ほかの道具が必要に感じたら、随時必要なものを購入するようにしましょう。

3.盆栽の剪定

続いて、盆栽の剪定を行います。剪定とは、樹形を整え、全体のバランスを取るために行う作業のことで、枝や葉に行うものと根に行うものがあります。

枝や葉の剪定は、新芽を増やし葉を多くすることで樹木を元気よく見せたり、逆に余分な葉や枝を取り除き、風通しをよくしたりするために行います。

そうすることで盆栽を病気や害虫の被害から守るのです。

まず、樹形を乱す枝を中心に枝の根元から切ります。

剪定には強弱があり、切る枝の量が多いのが強剪定で、切る枝の量が少ないのが弱剪定です。

樹形のバランスを考え行いましょう。

根の剪定は、1〜3年に1度行う植え替え時に行うもので、盆栽の根詰まりや根腐れを防ぎます。

根の成長を邪魔してしまう、曲がらずにまっすぐ伸びている根や鉢状に囲うように伸びている根を根元から切り落とします。その際、腐って変色した根や長すぎる根も処理するようにしましょう。

4.盆栽の針金掛け

針金掛けは盆栽の形を作っていくために必要な作業です。枝に針金を巻きつけて樹形を整えたり、余分な枝を矯正したりします。

針金を巻きつける際には、上から下に、太い枝から巻きつけていくようにしましょう。

盆栽を育てるポイント

盆栽を育てるポイント

盆栽を育てる際のポイントは以下の4つです。

【盆栽を育てる際のポイント】
・水やり
・植え替え
・置き場所
・肥料

水やり

盆栽の種類にもよりますが、土が乾いてきたら、たくさんの水をゆっくりとあげましょう。

また、季節ごとに水やりの頻度は変わるので下記を参考にしてください。

【季節ごとの水やりの頻度】
・春:1日1回、土が乾いたタイミングでたっぷり水をやる(水があふれ出るくらい)
・夏:1日に2~3回、たっぷり水をやる
・秋:1日に1~2回、土の渇きを確認してたっぷり水をやる
・冬:2日に1回程度、昼間にやるのがおすすめ

植え替え

1〜3年に1回を目安に盆栽を別の鉢に植え替えます。

こうすることで、根腐れや発育不良を防ぐことができます。

3月下旬から4月に行うのがおすすめです。

置き場所

盆栽の置き場所は基本的には外で問題ありません。しかし、気候によっては遮光ネットを使用したり、置き場所を変えたりする工夫が必要です。

また、風通しをよくし、害虫の被害を避けるためにも、盆栽は地面に直接置くのではなく、棚の上に置くようにしましょう。

肥料

盆栽育てるためには、肥料を与える量や時期を把握することも大切です。

肥料の量は、盆栽ごとに変わる他、肥料の種類によっても大きく異なります。

そのため、肥料を与える際には、適切な量を種類ごとに必ず確認しましょう。

盆栽に肥料を与える時期は、3月から11月が適しています。

しかし、これも種類により適切な時期が多少異なるので、注意が必要です。

以上の4つのポイントを確認し、上手に盆栽を育てましょう。

初心者におすすめの手軽なミニ盆栽5選

初心者におすすめの手軽なミニ盆栽5選

ミニ盆栽とは、初心者でも手軽に育てやすい小さい盆栽のことです。

高さ20cm以下で、小さいスペースでも育てることができ、手入れも比較的簡単です。

ここでは、初心者におすすめのミニ盆栽を5つ紹介します。

真柏(シンパク)のミニ盆栽

真柏(シンパク)のミニ盆栽

真柏のミニ盆栽は、木が丈夫なのが特徴です。

日の当たるところでも当たらないところでも育つため、置き場所に困りません。

また、真柏の盆栽を育てるための主な作業は、伸びてくる新芽を摘んでいく「芽摘み」、盆栽の形を整える「枝抜き」、樹形を決めるための「針金掛け」の3つです。

この3つの作業は、比較的簡単に行うことができます。手入れが手軽な点も初心者にはうれしいポイントです。

真柏は丈夫なので、他の盆栽よりも針金掛けにも挑戦しやすく、初心者向けだと言えます。

紅紫檀(ベニシタン)のミニ盆栽

紅紫檀(ベニシタン)のミニ盆栽

紅紫檀は果実を付ける盆栽です。

立派な実をつけるためには、花が咲く芽をつける枝を最後まで育てる必要があります。

手間がかかりますが、紅紫檀はバラ科の常緑低木なので管理がしやすく、初心者におすすめです。

紅葉(モミジ)のミニ盆栽

紅葉(モミジ)のミニ盆栽

四季ごとに違った魅力を見せる紅葉のミニ盆栽は人気が高く、初心者の人にもぜひ挑戦してほしい種類の盆栽です。

芽摘みや葉狩りなど、作業は多いですが、どれも簡単に行うことができます。

また、紅葉は土の管理や剪定などの作業に手間をかければかけるほど良くなる盆栽で、育て甲斐があるでしょう。

クロマツのミニ盆栽

クロマツのミニ盆栽

まっすぐ天に向かって伸びてゆくのがクロマツです。

どっしりと伸びる姿からは、凛とした美しさが感じられます。

お正月に飾るのにも適した盆栽です。

苔のミニ盆栽

苔のミニ盆栽

苔の盆栽と聞くとあまりイメージがわかないかもしれません。しかし、動物を模した小さな鉢に植えると非常にかわいくみえます。

また、大きい苔と小さい苔を分けて入れると、動物の親子が寄り添っているように見えるなど、非常に愛らしい盆栽です。

盆栽作りにかかる費用

盆栽作りにかかる費用

盆栽作りにかかる費用はこだわり方によって大きく変わります。

安い盆栽もありますが、高いもののなかには数百万円するものもあります。

ここでは、盆栽本体にかかる費用と、盆栽を育てるのにかかる維持費を紹介します。

盆栽本体の費用

盆栽本体を購入する時、苗から育てる場合と本体を購入する場合で価格は大きく異なります。

【盆栽本体の費用】
・種子から育てる場合:400~2,000円
・苗から育てる場合:500円~5,000円
・盆栽本体を購入する場合:2,000円~数百万円

初心者は盆栽本体を購入するのがおすすめです。

しかし、価格が高くなるのが気になる人もいるかもしれません。その場合は、先ほど紹介したミニ盆栽など、価格が安いものの購入を検討しましょう。

盆栽の維持費

盆栽を育てるのにかかる維持費は以下のとおりです。

【盆栽の維持費用】
・用土や肥料:約1,000円前後
・鉢:1,000~5,000円程度
・棚、飾り台:1,500円~5,000円程度
・道具代:500円程度

肥料や棚、鉢などはそれほど高価ではありません。道具はこだわれば数万円するものもあります。

しかし、最初は100円ショップなどで安く揃えるのがおすすめです。盆栽に慣れてきたら、専用の道具を用意しましょう。

まとめ

盆栽は誰でも手軽に始めることができます。奥深い趣味として、海外でも注目されています。

正しい作り方や育て方を覚えてから始めれば、盆栽をより楽しめるでしょう。

それでも難しく感じてしまう人は、初心者でも特に手軽に始められるミニ盆栽から始めるという選択肢もあるので、ぜひ検討してみてください。

盆栽を始めたいけれど、費用が高くなってしまうのか不安な人もいるでしょう。

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