温泉の正しい入り方とは?疲労回復が期待できる入り方や基本的なマナーを知ろう!

せっかく温泉に行くなら効能を最大限に引き出す入り方を試したいですよね。この記事では、温泉の正しい入り方を解説します。正しい知識を得てから温泉に入ることで、効率的に疲労回復や美肌を目指しましょう。

温泉の正しい入り方とは?疲労回復が期待できる入り方や基本的なマナーを知ろう!

日々のストレスを解消するために、たまには温泉旅行に行きたいと考えていませんか?温泉に行くなら効能を引き出す入り方で入浴したいですよね。

実は、温泉には正しい入り方があるのをご存じでしょうか。

この記事では、温泉の入り方、効率的な入浴の順番、マナーについて説明した上で、分割湯という入浴の仕方、そして疲労回復に有効ではないかと近年注目されている温冷交代浴についても詳細に解説します。

正しい方法で温泉に入って、疲労回復や美肌を目指しましょう。

温泉の正しい入り方とその順番とは

温泉の正しい入り方とその順番とは

温泉には正しい入り方があります。入り方によって、疲労がどれくらい回復するかなどが変わります。

ポイントは、温泉に入る前と入った後の水分補給や入浴の順番です。

また、休憩の取り方、湯船に浸かる回数などによって、体調は良くも悪くもなるので、確認しましょう。

その1.水分補給をする

まず、大事なのは、温泉に入る15分くらい前にしっかり水分を補給することです。

水を飲むことで、入浴によって起こる血圧の急上昇による血管の詰まりや破れを防げるので、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすリスクを下げられることができます。

入浴の15分前など余裕をもって水を飲むことで、脱水症状に陥ることも防げます。入浴ではかなり汗をかくので、スポーツドリンクなどを飲むのもよいでしょう。

その2.かけ湯を行う

入浴の前には、温度に体を慣らすため、かけ湯は念入りに行うことが望ましいとされています。

足首からひざ、腰、手首から腕、肩と、胸から遠い順番に10杯程度かけて、入浴直後の血圧上昇を未然に防ぐことが大切です。桶で各部位に5、6杯ずつかけ湯をしたり、38度から41度のシャワーを順番に浴びたりするとよいとされています。

【参考】温泉医科学研究所 温泉豆知識 上手な温泉の入り方詳しくはこちら

その3.入浴する

入浴で大事なのは、半身浴から少しずつ体を慣らしていくことです。いきなり全身浴をすると、体にお湯の温度や水圧による急激な負担がかかりますので注意しましょう。

また、かけ湯が終わった段階ですぐ頭や体を洗い始める人もいますが、一旦湯船で体を温めてからのほうが、古い角質がやわらかくなり、毛穴も開くため、汚れを洗い流しやすくなります。

ちなみに、体が温まっても、化粧品が邪魔して毛穴が開かない場合があるため、お化粧はかけ湯の段階で落としておくのが良いでしょう。

その4.頭、体の順に洗う

体が温まったら、湯船からあがって、頭や体を洗います。

洗う順番は頭からがよいとされています。体を洗ってからシャンプーやコンディショナーを頭で泡立てて洗い流すと、一度きれいになった体の上に、頭の汚れのついたすすぎ湯が再び付着してしまうためです。

コンディショナーの成分が顔や背中に残ってしまうと、ニキビなどの肌トラブルを起こす場合もあります。頭から洗った後、体を洗えば、その心配もありません。

また、温泉では体をタオルでゴシゴシこすって洗わなくても大丈夫です。温泉には、皮膚の不要な角質をとったり、毛穴の汚れをとったりする「乳化作用」があるためです。優しく手で洗うだけで、十分汚れを綺麗にすることができます。

その5.分割湯で入浴する

頭と体を洗い終えたら、分割湯という方法で再び温泉に入りましょう。

少しずつ体に負担をかけないように、足湯、半身浴、全身浴の順で入っていき、3分入浴し、休憩、また3分入浴し、また休憩というように、休憩を挟みながら短時間ずつ入浴する方法です。

9分間の長湯は体に負担をかけますが、3分刻みで休憩を挟む入浴を3セット行う分割湯方法であれば、同じ9分の入浴でも体への負担が少なく済むでしょう。

その6.脱衣所に出る前にタオルで体を拭く

分割湯が終わり、温泉から出る際は、タオルで体を拭くようにしましょう。

体を拭かずに脱衣所から出ると、脱衣所で水が滴り落ちてしまいます。

その結果、床が滑りやすくなり自分だけでなく、他の人も転倒する原因になるため注意しましょう。

その7.再び水分補給をする

温泉から出た後、忘れてはいけないのが水分補給です。できるだけ温泉から出た直後に水分を摂るようにしましょう。

お風呂から上がった直後は、300~500mlの汗をかいていると言われ、脱水状態になっているためです。

ビールは入浴後、30分以上休んだ後であれば胃の動きを活発にしてくれるためよいと言われています。しかし、そのビールをおいしく飲むためにと、お風呂上がりに水を飲むのを我慢しないようにしましょう。

疲労回復に有効な温冷交代浴とは

疲労回復効果のある温冷交代浴とは

温冷交代浴とは、お湯と冷水のお風呂に交互に入る方法です。温泉に入って体が温まり、頭や体を洗い終わったタイミングで温冷交代浴をすると、疲労回復効果が高くなります。

具体的には、3分程度の温水(38度℃以上~熱く感じる温度でよい)入浴と20秒~1分程度の冷水(25度℃以下/18~20℃くらいが適当)入浴を交互に行います。

近年、アスリートの疲労回復の手段として注目されている方法です。筋肉痛の原因は、疲労物質の乳酸ですが、温冷交互浴をすることで末梢血管が拡がり、乳酸が体外に排出されます。また、リラクゼーション効果の他、自律神経失調症の予防にも役立ちます。

温冷交代浴のとき、少しずつ慣らすことを心がけましょう。たとえ体がすでに温まっていたとしても、一気に水風呂に飛び込むと、血管や心臓に負担がかかります。

はじめのうちは、少しずつ温冷交代浴に挑戦してみてください。

温泉に入る際の3つの注意点

温泉に入る際の3つの注意点

正しい温泉の入り方を実践しても、食後すぐの入浴を避けたり、適度な入浴時間を守ったりしないと消化不良やのぼせの原因になってしまいます。

また、温泉によって適応症や禁忌症があるので、必ず確認してから温泉に入るように注意しましょう。

注意点を守り、安心して温泉を楽しみましょう。

注意点1.食後すぐの入浴は避ける

入浴は、食後30分から60分の休憩後が望ましいと言われています。

食後すぐに入浴すると、血液が体表に集まって胃腸の血液循環が悪くなるため、胃液の分泌、胃腸の運動が止まり消化不良を起こしてしまいます。

入浴時、超音波で観察すると、胃腸の運動(蠕動)が停止しているそうです。食後の入浴は避けましょう。

【参考】Q7 なぜ、食後すぐの入浴はだめなの?|温泉入浴Q&A|温泉指導員の皆さんへ(指導員専用コンテンツ)|日本健康開発財団詳しくはこちら

注意点2.温泉の適応症や禁忌症を確認しておく

温泉には適応症と禁忌症があります。適応症とは、温泉療養をおこなってよい病気や症状のことです。

たとえば、冷え性、自律神経不安定症、疲労などが挙げられます。硫黄泉などは、アトピー性皮膚炎にもよいとされています。

一方、禁忌症とは、温泉療養をしてはいけない病気や症状のことです。一般的な禁忌症としては、高熱が有名です。また、酸性泉は、肌に負担がかかるため、皮膚や粘膜が過敏な人や、高齢者の皮膚乾燥症の人は避けたほうよいとされています。

温泉に入る前に、それらに該当しないのか必ず確認しましょう。

注意点3.適度な入浴時間を心がける

温泉に入りすぎると、「のぼせ」「湯疲れ」「湯あたり」などの症状を起こす場合があります。

「のぼせ」は長時間入りすぎて、頭がくらくらする症状です。体が温まることで血管が拡張して、血流が増加するために起こります。

「湯疲れ」は、普段お湯に長く浸かる習慣がない人が突然長時間入浴した際に出ることのある症状です。温泉に長時間入ることで疲れが取れるどころかより疲れてしまいます。当日中など、早い段階で起こるのが特徴です。

「湯あたり」は温泉に入った後、温泉成分によって2日から1週間後に起きるのが特徴です。吐き気や頭痛、めまいなどの症状が出ます。

しかし、分割湯やこまめに水分補給をすることで、これらの症状を未然に防ぐことができます。

普段からシャワーで済ませることが多くお風呂に入る習慣がない人も、これらの症状が出ることがあるため、熱いお湯に長時間入り続けないように注意しましょう。

温泉に入る際の基本的なマナー

温泉に入る際の基本的なマナー

温泉に入るときのマナーというのは、意外に知られていないものです。しかし、温泉は公共の場ですので、さまざまなマナーがあります。

昔は銭湯などを子どもの頃から利用する経験が多かったですが、現代は自宅のお風呂に入るのが一般的です。その結果、いざというときに温泉でのマナーがわからないということが起きてしまうのです。

温泉のマナーについての知識を深めていきましょう。

携帯やスマホなどは浴場や脱衣所で使用しない

携帯やスマホなどは浴場や脱衣所で使用しないようにしましょう。カフェなどと同じで、公共の場では携帯やスマホの使用を控えるのがマナーです。

また、さまざまな人がいますので、なかには盗撮ではないかと気にする人もいるかもしれません。トラブルを避けるためにも、浴場や脱衣所では携帯やスマホを使わないように気を付けましょう。

汗や体の汚れを綺麗に落としてから湯船に入る

かけ湯のタイミングで顔や体の最低限の汚れを取るのがマナーです。

たとえば、顔についている化粧品は綺麗に洗ってから、湯船に入るようにしましょう。

また、ありがちなのが、洗っているときに桶のお湯や水しぶきが隣の人や後ろの人にかかることです。お湯をかけるときは周囲にかからないよう慎重に行いましょう。

長い髪はゴムなどで結ぶ

長い髪の毛はゴムなどで結んでから湯船に入るのがマナーです。たとえ綺麗に髪を洗っていたとしても、コンディショナーが多少残っている可能性もあります。

また、周囲の人から見て、髪が湯船に浸かっているのは気持ちのよいものではありません。自分だけではなく、子どもと一緒に入るときも気を付けましょう。

タオルは湯船に入れない

湯船に入るとき、頭にタオルを乗せるのは問題ありませんが、そのタオルを湯船の中に入れてしまうのはマナー違反です。

お湯が汚れる原因となりますし、不快に感じる人も多いでしょう。湯船のそばに置いておくのが望ましいです。

椅子や桶は使い終わった後は軽く洗う

使用した桶や椅子は、軽くでよいので必ず洗うようにしましょう。そして、桶も椅子も、必ず元の位置に戻します。桶などは上向きではなく、伏せて水が切れるような置き方にしましょう。

次の人が気持ちよく使えるようにするのも温泉のマナーの1つです。

お風呂からあがるときは体を拭く

お風呂から上がるときは、体を拭くのがマナーです。体に水滴が残っている状態で脱衣所にいくと、床が濡れて不快なだけでなく転倒のリスクがあるためです。

自分だけでなく、周りの利用者のことを考えた行動を心がけましょう。

温泉を利用する場合の費用はどれくらい?

温泉を利用する場合の費用はどれくらい?

温泉に行くとどれくらいの費用がかかるのかも気になるポイントですよね。

1回の宿泊にかかる費用は大人1人あたり7,000円~数万円程度になることが多いでしょう。宿泊費にくわえて、温泉地まで行くための往復の交通費や食事代などがかかります。

さらに、客室の大きさや広さ、客室内の露天風呂の有無などをこだわると宿泊費が高くなる傾向にあります。

しかし、日帰り温泉などの選択肢もあるので、予算を抑えて温泉だけを楽しみたいという人は検討してみてください。

まとめ

正しい温泉の入り方を理解することで、効率的に疲労回復することが期待できます。また、正しいマナーを知っていれば、安心して温泉を楽しめるでしょう。

可能であれば、頻繁に温泉旅行へ行けるとよいですが、費用面を考えると、そうはいかないものですよね。

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