施工管理技士とは?種類や難易度から資格を取得するメリットまで解説

施工管理技士とは、施工計画の作成から施工管理までの業務を担当できる国家資格保有者のことです。資格は合わせて7種類あります。3人に1人しか合格できないほど難易度の高い資格です。一方、資格を取得すれば年収も上がりやすい傾向にあるので、ぜひ挑戦してみてください。

施工管理技士とは?種類や難易度から資格を取得するメリットまで解説

「施工管理技士の資格を取りたいけど、資格の内容や種類についてまだ十分に理解できていない」という人も多いかもしれません。

施工管理技士とは、施工計画の作成から施工管理までの業務を担当できる国家資格保有者のことです。施工管理技士の種類は7つあるので、自分に適した資格を取得しましょう。

この記事では、施工管理技士の基本や種類、資格講座の費用や資格を取得するメリットについて紹介します。施工管理技士の資格を取得すれば、仕事の幅が広がり年収アップにも役立つでしょう。

施工管理技士の概要

施工管理技士とは

施工管理技士を取得すれば、建築現場や土木現場などで施工計画の作成から施工管理までを担当できるようになります。国家資格なので、信頼性も高いと言えるでしょう。

施工管理技士の受験する条件として、所定の実務経験年数を満たしている必要があります。

このほか、施工管理技士の難易度や合格率なども紹介します。

施工管理技士の難易度と合格率

施工管理技士の難易度は非常に高いと言えます。毎年難易度が上がっており、最近だと3人に1人くらいしか合格者が出ていない状態です。

令和3年度1級2級
受験者数22,277人13,074人
合格者数8,025人4,952人
合格率36.0%37.9%

【参考】1級建築施工・合格発表|日本建設情報センター/2級建築施工・合格発表|日本建設情報センター詳しくはこちら

施工管理技士2級の場合、最低でも100時間〜300時間ほど勉強しないと合格できません。

合格したい人は、試験日の4〜6ヶ月前から当日まで計画的に勉強しましょう。

令和3年度から始まった技士補資格

これまで、第一次検定と第二次検定の両方に合格しないと、施工管理技士の称号をもらえませんでしたが、令和3年度以降は第一次検定のみ合格した人でも「技士補」という資格を取得できるようになりました。

技士補資格の仕組みは、以下のとおりです。

項目詳細
1級第一次検定→1級技士補→第二次検定→1級施工管理技士
2級第一次検定→2級技士補→第二次検定→2級施工管理技士

1級の第一次検定のみ合格した人は、1級技士補として監理技術者(1級施工管理技士)の補佐業務をおこなえるようになります。

一方、2級技士補に明確な役割はありません。しかし、2級の第一次検定は17歳以上であれば誰でも受験可能です。

近い将来、技士補が資格手当の対象になったり、求人の必須資格になったりする可能性もあるので、2級技士補を狙うのもよいかもしれません。

施工管理技士7つの種類

施工管理技士7つの種類

施工管理技士の種類は、全部で7つです。

【施工管理技士の種類】
・建築施工管理技士
・電気工事施工管理技士
・土木施工管理技士
・管工事施工管理技士
・電気通信工事施工管理技士
・造園施工管理技士
・建設機械施工管理技士

1.建築施工管理技士

建築施工管理技士は、建築工事の施工計画や現場での施工管理など、現場を指導したり監督したりするための技術資格です。

建築工事・石工事・屋根工事・鋼構造物・鉄筋工事・板金工事・塗装工事・防水工事・内装仕上工事などが対象になります。

2.電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は、電気工事に関する施工計画や現場の総括、スケジュール調整などをおこなうための技術資格です。

一般住宅・ビル・商業施設などの電気配線工事から、鉄道・信号の電気設備まで「電気」にまつわるほとんどの工事が対象になります。

3.土木施工管理技士

土木施工管理技士は、土木工事に関する施工管理やインフラ整備をおこなうための技術資格です。

道路・橋・トンネル・ダム・上下水道・海岸などのさまざまな種類があります。

4.管工事施工管理技士

管工事施工管理技士は、建築物の中のインフラ設備に使用される管工事の「工程管理」「品質管理」「安全管理」「コスト管理」をおこなうための技術資格です。

空調設備・冷暖房設備・ガス配管設備・上下水道配管設備・給気ダクト・浄化槽設備など幅広く対応できるようになるでしょう。

5.電気通信工事施工管理技士

電気通信工事施工管理技士は、2019年に新しくできた資格で、通信技術の工事を施工管理するための技術資格です。

電話やインターネットを使えるようにしたり、無線LANを巡らせたり、さまざまな通信工事を担当します。インターネットが発達する現代において、もっとも需要の高い施工管理技士と言えるでしょう。

6.造園施工管理技士

造園施工管理技士は、造園の施工計画から施工管理までおこなうための技術資格です。

公園・庭・学校の工程・遊園地の造園などが工事の対象に含まれます。

7.建設機械施工管理技士

建設機械施工管理技士は、建築現場で建設機械を使って工事するために必要な技術資格です。

ブルドーザー・油圧ショベル・モーターグレーダーなどを用いて工事します。

施工管理技士の資格を取得するメリット

施工管理技士の資格を取得するメリット

施工管理技士の資格を取得する大きなメリットは、キャリアアップにつながることです。

【施工管理技士を取得するメリット】
・年収が上がる可能性がある
・監理技術者や主任技術者として働ける
・転職のときに有利になる場合もある

年収が上がる可能性がある

施工管理技士の資格を持っていれば、会社の信用度も上がるので、年収を上げてもらえる可能性も高くなります。

年収は高い方が働くモチベーションに繋がりますよね。建築や土木関係で年収を上げたい人は、施工管理技士の資格にチャレンジしてみましょう。

監理技術者や主任技術者として働ける

施工管理技士の資格を取得することで、監理技術者や主任技術者として働くことが可能です。1級施工管理技士の場合は監理技術者か主任技術者、2級施工管理技士の場合、主任技術者として認められます。

監理技術者として働くことができれば、大規模な工事の施工管理を任せてもらえるようになるかもしれません。

仕事の経験を増やしながら年収アップも狙えるので、施工管理技士になるメリットは大きいと言えます。

転職のときに有利になる場合もある

施工管理技士の資格があると、転職のときに有利になる場合もあります。会社にとって手放したくない人材になるからです。

たとえば、建設業の許可を得るためには、「専任の技術者」を置く必要があります。その専任の技術者が施工管理技士です。

そのほかにも、公共工事を受注するためには、経営事項審査を通過する必要があります。その際、施工管理技士の資格保有者が1人いるだけで1〜6点ほど加点されるといったこともあります。

会社としては、このような施工管理技士の資格を持っている従業員が欲しいので、資格を持っていれば転職のときに有利になると言えるでしょう。

施工管理技士の資格講座の料金相場

施工管理技士の資格講座の料金相場

施工管理技士の資格を取るのに、料金がどれくらいかかるか気になりますよね。

施工管理技士の資格講座の料金相場は、2〜30万円程度です。種類によって差はありますが、高額の費用がかかる資格と言えるでしょう。

しかし、今後のキャリアなどを考えると、メリットが多い資格でもあるので、ぜひ検討してみてください。

まとめ

施工管理技士は、建築現場や土木現場などで施工計画の作成から施工管理までを担当できる国家資格保有者のことで、全部で7種類あります。

合格すれば仕事の幅も広がり、年収アップを期待できる資格ですが、高額の受験費用がかかります。

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