トライアスロン初心者がやるべきことは?費用や道具、練習法を紹介
この記事を読んでいるあなた!「トライアスロンをやってみたいけれど何から始めたらいいかわからない」と調べて辿り着いたのではないですか?この記事では、トライアスロン初心者が揃えるべき道具やおすすめの練習方法、おすすめの大会などをご紹介します。当記事を参考にして、大会出場を目指しましょう。

目次
「トライアスロンに興味があるけれど、どうやって始めるの?」と気になり、調べていたのではないですか。トライアスロンを始めるには必要な道具を揃え、大会に出るための適切な練習を積むことが必要です。
そうはいっても、どのような道具を揃え、どのような練習を積めばいいか、初心者ではわからないことが多いですよね。
そこで、この記事では、トライアスロン初心者がやるべきことや必要な道具、練習方法、おすすめの大会などをご紹介します。最後まで読めば、初心者でも大会に出るためにとるべき具体的なステップを踏むことができますよ。
必要な道具を揃えたり、練習を積んだりと準備を進めて、トライアスロンの大会に参加しましょう。
トライアスロンとは

トライアスロンとは、以下の3つの種目を組み合わせた競技です。
【トライアスロンの種目】
・スイム:水泳競技
・バイク:自転車競技
・ラン:陸上競技
また、競技の組み合わせや距離によって、トライアスロンはいくつかの種類に分かれています。
トライアスロンについて詳しく解説していきます。
トライアスロンの種類
トライアスロンは、基本的にスイム、バイク、ランの3つを組み合わせた競技です。しかし、以下のように違う組み合わせの競技もあります。
競技名 | 組み合わせ |
---|---|
ディアスロン | 第1ラン→バイク→第2ラン |
アクアスロン | 第1ラン→スイム→第2ラン(ランが1回のみで「スイム→ラン」の構成である場合もあり) |
ウィンタートライアスロン | ラン→バイク→クロスカントリースキー |
トライアスロンの距離別の種類
トライアスロンは距離によっても種類が分けられ、以下のように呼び分けられています。
競技名 | 総距離 | スイム | バイク | ラン |
---|---|---|---|---|
スタンダード(オリンピック) | 51.5km | 1.5km | 40km | 10km |
スーパースプリント | 12.875km | 0.375km | 10km | 2.5km |
スプリント | 25.75km | 0.75km | 20km | 5km |
ロング | 62〜226.2km | 2〜4km | 50〜180km | 10〜42.2km |
【参考】公益社団法人 日本トライアスロン連合競技規則詳しくはこちら
大会によっては、それぞれの距離が少し変わることもあります。そのため、あくまで目安として考え、大会ごとに距離は必ず確認するようにしましょう。
トライアスロン初心者がまずやるべき3つのこと

トライアスロンにはさまざまな種類がありますが、スイム、バイク、ランのいずれか、あるいはすべてを組み合わせた競技であるという点で共通しています。
トライアスロンは一般的なスポーツと違いやるべきことが多いので、まず何から始めればよいのか分かりづらいですよね。
そこで、初心者がこれからトライアスロンを始めるために必要なことを3ステップに分けて解説します。
【トライアスロンを始めるために必要な3ステップ】
1.必要になる道具を揃える
2.練習を積む
3.目標とする大会を決める
それぞれ順番に確認していきましょう。
1.必要になる道具を揃える
まず、トライアスロンに必要となる道具を揃えましょう。陸上競技であるランは道具がなくても練習できますが、スイムやバイクは道具がないと練習ができません。
また、スイム・バイクの練習を始める際は、スイムウェアやロードレースタイプの自転車など、練習で最低限必要なものだけを用意するようにしましょう。
なぜなら、大会ごとでルールが違い、使用できる道具が異なるためです。
そのため、必要最低限以外の道具は参加する大会が決まった後に購入することをおすすめします。
もし既に目標とする大会が決まっているのであれば、先に大会要項を確認し、必要な道具を揃えましょう。
2.練習を積む
必要な道具を揃えたら、練習開始です。しかし、最初からいきなり大会と同じぐらいの距離を練習する必要はありません。
それぞれの種目で、自分がこなせる距離から徐々に体を慣らしていくとよいでしょう。慣れてきたら距離を伸ばしたり、スピードを上げたりして負荷をかけていくと、より効率のよい練習ができますよ。
3.目標とする大会を決める
ただ練習をしているだけでは、モチベーションを保つことが難しくなります。
モチベーションを保つためには、自分のなかで目標を定めることが重要です。ある程度練習をこなしたら、以下の点を意識して、目標とする大会を決めましょう。
【大会を選ぶポイント】
・JTUの登録が不要
・完走しやすい距離のトライアスロン大会・レースか
・参加費(エントリー費)が安いか
JTUとは、公益社団法人日本トライアスロン連合のことで、登録には3,000円の会費が必要です。また、細かくルールが決められている大会も多いため、初心者のうちはJTU登録なしの大会を選ぶことをおすすめします。
初心者の場合、まずなるべく距離が短いもの、参加費が安いものを選んで参加してみてください。トライアスロンの大会がどのようなものなのか知ることができますよ。
いきなり高い目標を掲げるのではなく、参加しやすい大会を選び、経験を積むなかで少しずつ自分の目標を高めていきましょう。
トライアスロン初心者が揃えるべき道具

トライアスロンは、スイム、バイク、ランなど3つの種目を組み合わせた競技です。そのため、3種目それぞれで必要になる道具をすべて揃える必要があります。
種目ごとにどのような道具が必要か紹介します。
トライアスロン初心者の服装
トライアスロンは、複数の種目を連続してこなしていくスポーツです。
そのため、種目が切り替わるタイミングで何度も着替えをする必要のない、専用の服を着ます。
すべての種目で共有して着られる服はトライウェアと呼ばれ、トライアスロンに必須のアイテムです。
トライウェアは、撥水性や吸汗性、速乾性に優れた素材でできており、レース中快適に過ごすことができます。また、お尻の部分には薄手のパッドがついており、バイクに乗るときも痛くなりません。
上下が一緒になったワンピース型、上下別のセパレート型、袖あり、袖なしなど種類も豊富ですので、好みや経験にあわせて選びましょう。
スイムパートで必要になるもの
スイムパートで必要になる道具は主に以下の3つです。
道具名 | 詳細 |
---|---|
ウェットスーツ | 大会で義務付けられることもある。トライウェアの上に着る。 |
ゴーグル | 競泳用・トライアスロン用のものを用意する。 |
スイムキャップ | 大会で支給されることもある。練習でも必要なので、自分用のものを用意しておく。 |
ウェットスーツは、トライウェアの上から着ます。ジャストサイズのものを購入しないと水に浮きにくくなってしまったり、上手く呼吸ができなくなってしまったりとトラブルの原因になりますので、注意しましょう。
購入する際は、店頭にてトライアスロンで利用したい旨を伝えて、アドバイスをもらうと安心です。
なお、ウェットスーツがなくても出場できる大会もありますが、ほとんどの場合着用が義務付けられています。トライアスロンに挑戦するなら、一着用意しておきましょう。
大会要項についてもしっかりと読み、必要な場合は練習時から身につけて、体を慣らしておくことをおすすめします。
バイクパートで必要になるもの
バイクパートで必要になる道具は主に以下の5つです。
道具名 | 詳細 |
---|---|
ロードバイク | ロードレースタイプ・トライアスロンバイクから選ぶ。 |
ヘルメット | 練習でも大会でも必須。 |
ビンディングシューズ | シューズとペダルを固定できる靴。 |
給水ボトル | バイクに取り付けられる水筒。 |
パンク対策用品 | パンク修理を自分でできるようにしておく。 |
ロードバイクの種類のうち、トライアスロンバイクはより速いスピードが出せます。しかし、その分操作には慣れが必要で中級者向けです。
そのため、トライアスロン初心者でも扱いやすいバイクから始めたい人はロードレースタイプを選びましょう。
また、バイクは自分の体格にあったものを選ぶことが重要です。購入する前に試乗させてもらい、操作の難易度や長時間乗っていられるかなどを必ず確認するようにしましょう。
なお、ビンディングシューズは必須ではありません。トライアスロンに慣れてきて、必要に感じたら用意することをおすすめします。
ランパートで必要になるもの
ランパートで必要になる道具は主に以下の2つです。
道具名 | 詳細 |
---|---|
ランニングシューズ | 履き慣れた靴でOK。。 |
ランニングキャップ | 日射し対策として用意しておく。 |
トライアスロン専用のシューズもありますが、初心者のうちは履き慣れた靴で問題ありません。持っている靴を買い替えるタイミングで、専用のシューズも検討してみましょう。
トライアスロン初心者におすすめの練習方法

トライアスロンに必要な道具を揃えたら、しっかり練習を積んだ上で大会に出場する計画を立てます。
怪我や思わぬ事故を防ぐために、最低でも3ヶ月〜6ヶ月ぐらいは練習期間を設けましょう。
ここからは、練習方法の一例をご紹介します。
スイムパートの練習法
スイムパートの練習方法として、以下のようなものが挙げられます。
【スイムパートの練習方法】
・ゆっくり泳ぐ
・ウェットスーツを着用して泳ぐ
・ヘッドアップクロールをできるようにする
トライアスロンのスイムパートは、基本的に海や湖の波や流れなどの影響を受ける場所で行われます。
比較的長い距離を泳ぐことになり、体力が大きく削られる種目です。本番ではスイムパートの後にバイクパートやランパートを続けて行うことになります。
そのため、スイムパートでは種目全体で体力を温存するための練習が大切です。体の力を抜いて、ゆっくりと泳ぐ練習を積むとよいでしょう。
また、大会ではウェットスーツの着用が義務付けられている場合もあります。ウェットスーツを着た水泳は、着ていない場合とは大きく異なります。
そのため、普段から着慣れておかなければ本番で本来のパフォーマンスを発揮することはできません。普段の練習時から本番と同じようにウェットスーツを着用し、感覚を掴んでおきましょう。
ヘッドアップクロールとは、クロールをしながら進行方向を確認する技術です。他の選手とぶつかる可能性もあるため、ヘッドアップクロールは習得必須と言えます。早いうちから練習し、身につけておきましょう。
バイクパートの練習法
バイクパートの練習方法として、以下のようなものが挙げられます。
【バイクパートの練習方法】
・ロングライドに慣れる
・パンク修理などのメンテナンス技術を身につける
トライアスロンのバイクパートは、短くても10km、長いと100kmを超えるコースを走ります。
そのため、長距離走行に対応できるよう練習を積みましょう。街中の道だけでなく、山や谷など傾斜のある道も経験しておくと、バイクの技術向上につながりますよ。
また、大会中にタイヤがパンクしてしまうことも考えられるため、初心者のうちからパンク修理などのメンテナンス技術の習得や、工具セットの準備などをしておくとよいでしょう。
ランパートの練習法
ランパートの練習方法として、以下のようなものが挙げられます。
【ランパートの練習方法】
・同じペースで長距離を走る
・マラソン大会などに出場する
ランパートは、大会では最後の種目で、体力が削られた状態で取り組むことになります。そのため、練習時にも本番を想定して、ゆっくりでもいいので長距離を同じペースで走る練習をしましょう。
また、マラソン大会でもよいので大会に出場しておくと、トライアスロンの大会に出場する際も、あまり緊張せずに臨めるはずです。
クロストレーニングもしておくとベスト
クロストレーニングとは、スイムとバイク、バイクとランなど異なる種目を組み合わせ行う練習のことです。1つの種目の練習に慣れてきたら、複数種目を連続で練習してみましょう。
また、トランジションの練習もおすすめします。トランジションとは、種目が切り替わる際の着替えや準備のことです。
タイムをそれほど気にしないのであれば、トランジションを早く行う必要はありません。しかし、思わぬトラブルを防止するためにも、トランジションの練習は非常に重要です。
練習時に、何をどう準備しておけばよいかを確認しておくようにしましょう。
トライアスロン初心者におすすめの大会

トライアスロンの道具を揃え練習を積んでいくと、大会に出てみたいという気持ちが湧いてくると思います。
しかし、トライアスロンの大会にもさまざまな種類があるため、どれに参加すればよいか分からなくなってしまいますよね。
初心者のうちは、まず完走できる大会に出場することを目指しましょう。距離が短かったり、ルールがそれほど厳しくなかったりする大会であっても、経験したか否かでは大きな違いがあるのです。
初心者向きのトライアスロンの大会の例としては、以下の3つが挙げられます。
大会名 | 詳細 |
---|---|
前橋トライアスロンフェスタ | 「日本一やさしいトライアスロン」と謳っている大会。スイムがプールのためウェットスーツがいらない。 |
国営昭和記念公園トライアスロン | スイムがプールのためウェットスーツがいらない。 |
横浜シーサイドトライアスロン | トライアスロンデビュー割がある。 |
大会のなかでも、さまざまな距離が用意されている場合があります。参加を検討する際は、間違えないようにしっかりと確認して申し込みましょう。
大会当日の流れ
トライアスロンの大会は以下のような流れで進行していきます。
【トライアスロン大会の流れ】
1.受付でゼッケンや水泳キャップなどもらう
2.トランジションエリアでのセッティング
3.ウォーミングアップ
4.レーススタート
5.ゴール
6.トランジションエリアの物品ピックアップ
大会によっては、前日に競技説明会が開催される場合もあります。競技ルールやコース走行上の注意事項などを教えてもらえますので、なるべく参加するようにしましょう。
また、当日にコースの試走を禁止している大会もあります。前日から会場付近に滞在する場合は、コースを視察しておくと安心です。
トライアスロン初心者が想定しておくべき費用

トライアスロンは、スイム、バイク、ランの3つの種目を組み合わせた競技なので、必要になる道具も多いです。0から必要なものをセットで揃えようと思うと、20万円〜30万円ほどの費用がかかります。
また、道具だけではなく、練習や大会へのエントリーにかかる費用も必要です。そのため、貯金をしてトライアスロンに使えるお金を確保しておくとよいでしょう。
自分のパーソナルデータを体験やギフトに変えることができるDprimeという情報銀行サービスを活用すれば、トライアスロンにかかる費用を節約できます。自分が応諾した特定の企業へパーソナルデータを提供すれば、ギフトがもらえるためです。
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初心者でどのようにトライアスロンを始めてよいのかわからないという人は、ぜひご活用ください。
まとめ
トライアスロンを始めたいなら、さまざまな道具が必要です。
はじめのうちは最低限の道具だけでも問題ありませんが、大会では用いる道具の規程があるため、本番に近づくにつれて準備しなければいけないものが増えていきます。
その分、出費がかさんでいく可能性も考えられるでしょう。そのため、ある程度貯金をしておくことが重要です。
パーソナルデータをギフトに変えることができるDprimeを活用すれば、トライアスロンにかかる出費を節約できます。
ギフトには、株式会社アスロニアが運営するトライアスロンスクールを2回無料体験できるものもあります。
初心者でどのようにトライアスロンを初めてよいのかわからないという人は、ぜひ検討してみてください。
Dprimeから受け取れるトライアスロンに関するギフトは、今後増えていく可能性もありますので、いまのうちから利用しておきましょう。
本記事は掲載日時点の情報に基づいて作成しています。Dprimeに掲載されている企業は今後変更となる可能性がありますので、ご留意ください。
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