アロマテラピーとは?お家でも簡単にできるやり方や効果について解説!

アロマテラピーはお家でも簡単に始められ、使う精油によってさまざまな効果が得られます。しかし、「始め方がわからない」「どんな精油を選べばよいのかわからない」という人もいるでしょう。この記事では、アロマテラピーとは何か、どのような効果があるかをお伝えします。

アロマテラピーとは?お家でも簡単にできるやり方や効果について解説!

「アロマテラピーに興味があるけど、どんな効果があるの」と思ったことはありませんか。アロマテラピーはお家でも簡単に始められ、使う精油によってさまざまな効果が得られます。

しかし、「始め方がわからない」「どんな精油を選べばよいのかわからない」という人もいるでしょう。

この記事では、アロマテラピーとは何か、どのような効果があるかをお伝えします。またお家でも始められるように、始め方や精油の種類なども参考にしてください。

アロマテラピーに関する基礎知識を身につけ、お家で実践できるようにしましょう。

アロマテラピーとは?

アロマテラピーとは?その歴史も紹介

アロマテラピーという言葉は知っていても、具体的にどのような療法のことを指すのかわからない人もいると思います。ここではまずアロマテラピーとはどのようなものなのか確認していきましょう。

アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。

アロマテラピーは、「芳香療法」とも呼ばれ、植物の香りや薬効成分を用いて、心や体の健康増進、病気の予防をするために行います。またダイエットやスキンケアに効果的な精油もあり、美容のために行うこともあります。

【参考】「アロマテラピーとは|日本アロマ環境協会」詳しくはこちら

アロマテラピーの歴史

アロマテラピーで使われる精油は、有史以前からの歴史があると言われています。紀元前3,000年頃の古代エジプト文明では、植物の香りを悪魔払いのための儀式で利用したり、皮膚を守るために精油を体に塗ったりもしていたそうです。

アロマテラピーという言葉は、1928年にフランスの化学者であるルネ=モーリス・ガットフォセが作り出しました。実験中に火傷を負い、近くにあったラベンダーの精油にたまたま手を浸したことをきっかけに、精油の研究を始め、名付けたそうです。

このように古くから精油は何かしらの効果が出るものと認識され、広く使われてきました。現在では、医療や予防医学、リラクゼーション、美容、健康増進などで活用されています。

アロマテラピーの主な効果

アロマテラピーの主な効果とは?

アロマテラピーは、美と健康に役立てていく健康療法です。では、具体的にはどのような効果が見込めるのでしょうか。

【アロマテラピーで得られる効果】
・気持ちを落ち着け、リラックスさせる
・気分をスッキリさせ、リフレッシュさせる
・胃腸や消化器系の働きを促す
・美しい肌を保てる
・睡眠の質が向上する

出典 

これ以外にも精油によって異なる効果を得られることもあり、アロマテラピーには幅広い効果が期待できます。また現在でもアロマテラピーの効果に関する研究は進められていて、未知の可能性を秘めているものと言えるでしょう。

自律神経を整え、うつ症状も改善できる

アロマテラピーを行うと、自律神経を整え、うつ症状を改善することも期待できます

自律神経によって、正常に保たれる機能は以下のとおりです。

【自律神経によって正常に保たれる機能】
・呼吸
・消化
・代謝
・体温調節
・排泄

出典 

そのため自律神経のバランスが崩れてしまうと、身体にさまざまな悪影響が及ぶことは想像できるでしょう。ひどくなると、うつ症状が出てしまう人もいます。

アロマテラピーには、自律神経のバランスを整える働きがあるため、うつ症状の改善が見込めます。自律神経のなかでも、副交感神経を優位に作用させるラベンダーの精油でアロマテラピーをするとより効果的です。

アロマテラピーに効果が期待できる理由

アロマテラピーに効果が見込めるのは、以下の3つのルートで精油の成分を取り入れられるからです。

【精油の成分を取り入れられるルート】
・鼻から脳へ
・肺から全身へ
・肌から全身へ

出典 

五感のうち嗅覚は、脳の大脳辺縁系に直接働きかけができる、唯一の感覚です。大脳辺縁系は欲や感情を司る器官といわれており、アロマテラピーは直接そこに働きかけます。

また鼻や肌から取り入れた精油の成分は、肺や毛細血管を通じて、全身に運ばれていきます。そのため、アロマテラピーは体のいたるところにアプローチが可能で、さまざまな効果が期待できるのです。

自宅でもできるアロマテラピーの5つのやり方

お家でもできるアロマテラピーの5つのやり方

アロマテラピーの方法は、香りを拡散させて鼻から精油の成分を吸引するだけではありません。精油をお風呂に入れたり、体に直接塗ったりすることで、肌から精油の成分を取り入れる方法もあります。

専用のグッズがなくても、自宅で簡単に始める方法ばかりですので、自分の都合に合わせて、実施しやすいものから取り組んでみましょう。

①芳香浴法

芳香浴法とは、精油を拡散させて、香りを楽しむ方法です。ティッシュやハンカチ、タオルに精油を1〜2滴たらして、デスクや枕元などに置いておけば、器具がなくても自宅で簡単に楽しめます。

気軽にリラックス効果を得たい人におすすめの方法です。

②沐浴法

沐浴法とは、浴槽や桶などに貯めたお湯に精油を入れて全身または一部を浸ける方法です。全身の場合は1〜5滴、半身、手や足など体の一部の場合は1〜3滴ぐらい垂らしてください。ただ精油はお湯に溶けづらい性質を持っているので、よく混ぜてから浸けるようにしましょう。

溶けづらい場合は、天然塩なども一緒に混ぜると溶けやすくなります。香りだけではなく、成分を肌からも吸収できるため、精油でスキンケアも行いたい人におすすめの方法です。

③蒸気吸入法

蒸気吸入法とは、お湯に精油を混ぜて、そこから出る湯気を直接鼻や口から吸引する方法です。呼吸器系の不調に効果があります。

自宅でも、耐熱ボウルやコップなどにお湯を入れて、そこに精油を1〜3滴ぐらい垂らすだけでできます。すぐに実践してみたい人におすすめです。

④湿布法

湿布法とは、精油を1〜3滴たらした水やお湯にタオルを浸して、それを体の特定の部位に当てる方法です。湿布法なら、目などのデリケートな部分にもアロマテラピーが実施できます。

体の気になる部位に集中的に効果を得たい人におすすめです。

⑤トリートメント法

トリートメント法とは、キャリアオイルに精油を溶かして、マッサージオイルを作り、体に塗る方法です。キャリアオイルとは、主に精油を希釈するための植物油のことを指します。

キャリアオイルに精油を溶かすときには、精油の濃度が1%以下になるようにしましょう。

たとえば、100mlのキャリアオイルの場合、1mlの精油が適量です。量が多すぎると肌荒れなどのトラブルにつながる場合もありますので、注意してください。

アロマテラピーに使う精油の種類

アロマテラピーに使う精油の種類

アロマテラピーを行うには精油が必要ですが、精油は一般的に250〜300種類もあるといわれています。ただ、なかには毒性の強いものや取り扱いが難しいものもあり、アロマテラピーで使用されるものはおよそ100種類ほどです。

アロマテラピーで使用される精油の種類は大きく分けて7系統に分けられます。それぞれの系統の匂いと効果の違いを見ていきましょう。

フローラル系

フローラル系は、名前の通り花から抽出した精油で、甘くて、華やかな香りが特徴です。リラックス効果を得られたり、スキンケアとして使われたりします。

【フローラル系の精油】
・ローズ
・カモミール
・ラベンダー
・ゼラニウム
・ジャスミン

出典 

どれも基本的に香りが強いものが多いので、使う量には注意して使用しましょう。

シトラス系(柑橘系)

シトラス系(柑橘系)は、柑橘系の果物やハーブから抽出した精油で、清潔感のある爽やか香りが特徴です。気持ちを前向きにしたいときや便秘やむくみがひどいときなどに使用します。

【シトラス系(柑橘系)の精油】
・オレンジ
・グレープフルーツ
・レモン
・レモングラス
・ベルガモット

出典 

柑橘系の香りは万人受けしやすいので、アロマテラピー初心者の人でも使いやすいでしょう。

ハーブ系

ハーブ系は、ハーブの葉や花から抽出した精油で、スッとするような清涼感のある、ほろ苦い香りが特徴です。頭をスッキリさせて集中力を高めたいときや鼻炎・花粉症などが苦しいときなどに適しています。

【ハーブ系の精油】
・バジル
・ローズマリー
・ペパーミント
・セージ
・ユーカリ

出典 

眠気覚ましとして使うのにも向いている精油が多いです。

バルサム系(樹脂系)

バルサム系(樹脂系)は、木の樹脂から抽出した精油で、重厚で甘い香りが特徴です。心を鎮めて落ち着きたいときに使われます。

【バルサム系(樹脂系)の精油】
・フランキンセンス
・ベンゾイン
・ミルラ
・ガルバナム
・エレミ

出典 

香りが長く続くので、ゆっくりとアロマテラピーを楽しめます。

グリーン系(樹木系)

グリーン系(樹木系)は、樹木の皮や葉、小枝から抽出した精油で、森林浴を想起させるような清々しい香りが特徴です。リラックス効果を得るのに向いています。

【グリーン系(樹木系)の精油】
・シダーウッド
・ティートリー
・ローズウッド
・スギ
・ヒノキ

出典 

バルサム系と同じで香りが長く続くため、精油をブレンドするときのベースとして使用するのにも適しています。

スパイス系

スパイス系は、香辛料から抽出した精油で、スパイシーな刺激的な香りが特徴です。気持ちを切り替えて、気分を上げたいときにも適しています。

【スパイス系の精油】
・ブラックペッパー
・シナモン
・カルダモン
・ジンジャー
・バニラ

出典 

刺激が強いものが多いので、使用する量には注意が必要です。

オリエンタル系(エキゾチック系)

オリエンタル系(エキゾチック系)は、主に東南アジアにある植物から抽出した精油で、魅惑的で甘い香りが特徴です。ムードを高めたいときに適したものが多いです。

【オリエンタル系(エキゾチック系)の精油】
・イランイラン
・サンダルウッド
・パチュリ
・スターアニス
・ナツメグ

出典 

個性的な香りのものが多く、他の系統の精油とブレンドをして、バランスを取って使用するのがおすすめです。

アロマテラピーであると便利なグッズ

アロマテラピーであると便利なグッズ

アロマテラピーは精油さえ用意すれば、あとは自宅にある物を活用して、誰でも簡単に楽しめます。ただアロマテラピー専用のグッズがあると、より簡単に楽しめるでしょう。

1つ2,000円〜5,000円ぐらいで買えるものが多いです。

お気に入りの精油が見つかったら、ぜひ以下のようなグッズも活用してみてください。ここでは5つのアロマテラピー専用グッズを紹介します。

アロマディフューザー

アロマディフューザーは、精油の香りを拡散してくれる機械です。ティッシュやハンカチ、タオルなどに精油をたらすだけでも香りを拡散させることはできますが、それなりに時間がかかってしまいます。

アロマディフューザーがあると、効率的に香りを拡散できるため、素早く部屋に精油の香りを充満させることが可能です。

アロマキャンドル

アロマキャンドルは、精油の香りを楽しめるキャンドルです。火のゆらめきを見ることで得られる癒しと精油の香りの癒しの2つの効果を得られます。

火を扱うため、寝室で使うときはしっかり消してから寝るようにしましょう。また小さい子どもやペットなどが触れられない場所に設置するようにしてください。

アロマランプ

アロマランプは、アロマキャンドルのように本物の火を使うのではなく、電球やヒーターなど電気の熱で精油を温めて、香りを楽しめます。

火を扱う必要がないため、ランプをつけっぱなしで寝てしまっても問題ありません。また、ペットや小さい子どもがいる家庭でも安心して使えます。

アロマストーン

アロマストーンと呼ばれる石に精油を垂らして、香りを楽しむことができます。拡散力は強くありませんが、手軽に始められるため、アロマテラピー初心者の人にもおすすめのグッズです。

コンパクトで持ち運びにも便利なので、外出先でアロマテラピーを楽しむこともできます。

アロマポット

アロマポットは、オイル皿に精油を垂らし下からキャンドルの火で温めて、香りを楽しむことができます。陶器の形状がさまざまで、インテリア性に優れているのが特徴です。

アロマテラピーを始めるにはいくらかかる?

アロマテラピーを始めるにはいくらかかる?

アロマテラピーは、数千円から始めることが可能です。ただ自分が好きな香りの精油や効果が得られる精油を集めようと思うと、出費は増えていきます。

10ml瓶1つで1,000円〜3,000円ぐらいで売っていることが多いです。10ml瓶ひとつで大体1ヶ月は利用できます。

そのため、複数個の精油やグッズを買う場合は、月々5,000円〜1万円ぐらい必要であると想定しておくとよいでしょう。

少しでも資金的な余裕を作るために、情報を体験やギフトに変えることができるDprimeというサービスを活用するのも1つの手です。Dprimeを活用して、自分がオファーに応諾した特定の企業へ情報を提供すれば、ギフトがもらえます。

Dprimeにはオファーを受けられる企業として、精油を販売している株式会社フレーバーライフ社もあるので、ぜひ活用してみてください。

お得にアロマテラピーを始めることができますよ。

まとめ

アロマテラピーは自宅でも簡単に始められる、手軽なリラックス方法です。色々な精油を使えば、さまざまな効果が得られますし、香りを楽しむこともできます。

ただ継続的にやろうと思うと、少なからず費用が必要です。

情報銀行Dprimeを活用すれば、パーソナルデータをギフトに変えて出費を抑えられます。アロマテラピー向けのギフトがもらえる株式会社フレーバーライフ社がオファーをだしているので、ぜひ一度登録して利用してみてください。

本記事は掲載日時点の情報に基づいて作成しています。Dprimeに掲載されている企業は今後変更となる可能性がありますので、ご留意ください。

ご留意事項
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