血圧計付きスマートウォッチの仕組みとメリット!おすすめ機種も紹介

普段から健康管理をしておきたい人にとって、血圧計機能付きスマートウォッチはとても便利です。この記事では、血圧計機能の仕組みやおすすめのスマートウォッチ、値段の相場など血圧が測れるスマートウォッチについてみなさんが気になっているポイントを解説します。

血圧計付きスマートウォッチの仕組みとメリット!おすすめ機種も紹介

普段から健康管理をしておきたい人にとって、毎日血圧を測ることはとても重要です。しかし、毎回、家庭用の血圧計を出したり病院に行ったりして測るのは面倒と感じている人は多いでしょう。

そのような人のために、現在は血圧計機能が付いたスマートウォッチが発売されています。

この記事では、血圧計機能の仕組みやおすすめのスマートウォッチ、値段の相場など血圧が測れるスマートウォッチについてみなさんが気になっているポイントを解説します。

血圧計付きスマートウォッチのメリットや選ぶポイントを知り、自分の体を健康に保ちましょう。

血圧計付きスマートウォッチとは?仕組みを紹介

血圧計付きスマートウォッチとは?仕組みを紹介

スマートウォッチは時間を表示するだけでなく、スマートフォンやアプリと連携し電話やメールが確認できたり、健康管理ができたりするのが特徴です。その便利さにより、仕事もプライベートも充実させたい人から高い支持を受けています。

そして現在、手首に巻くことで簡単に血圧を測定できる血圧計付きスマートウォッチが登場しており、さらに注目を集めています。

ここからは、血圧計付きスマートウォッチがどのような製品なのかを解説します。日頃から血圧を測って健康管理をしたいという人は、ぜひ参考にしてください。

血圧計付きスマートウォッチの魅力

血圧計付きスマートウォッチはどこでもすぐに血圧を測れます。健康管理のため日頃から血圧を測ることは重要ですが、大きな機械を毎日持ち歩くのは非常に大変です。

血圧を測りたいと思っても機械をわざわざ起動するのが面倒で、習慣づけできないという人も多いでしょう。しかし、血圧計付きスマートウォッチならいつでも血圧を測れるので習慣化しやすいと言えます。

また、血圧計付きスマートウォッチではスマートフォンと連携して血圧データを一覧で見ることも可能です。電子記録として血圧の状況が残れば、より健康管理に役立つでしょう。

血圧計付きスマートウォッチの仕組み

血圧計つきスマートウォッチの仕組みは、病院に置いてある血圧計とは異なります。病院で使われる血圧計では、腕にバンドを巻いて徐々に加圧していくことで血圧を測定するオシロメトリック法で計測しています。

一方、スマートウォッチでは電気信号による心拍測定と光学センサーを利用する測定方法です。光学センサーを使い血流を測定し、血流が多ければ光の反射量が多く血圧も高い、そして少なければ血圧が低いとして、おおよその血圧を算出しています。

血圧計付きスマートウォッチを持つメリット

血圧計付きスマートウォッチを持つメリット

自分の身体のことをもっと知るため、脈拍や運動量だけではなく血圧も測りたいという人は多いでしょう。しかし、血圧計付きスマートウォッチがあれば、健康面で具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

血圧計付きスマートウォッチを使って日頃から血圧測定をするメリットは、以下のとおりです。

【血圧計付きスマートウォッチのメリット】
・病院に行かずに血圧がわかる
・血圧の傾向を知ることができる
・病気の予防につながる

出典 

スマートウォッチ選びで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

病院に行かずに血圧がわかる

血圧計付きスマートウォッチがあれば、病院に行かなくても今の血圧を知ることができます。

血圧は時に病気の発見にもつながる重要なデータですが、病院に行かなければ測定が難しい項目でもありました。もちろん、家庭用の血圧計もありますが、持ち運びができないためすぐに血圧を知るのは難しいです。

しかし、血圧計付きスマートウォッチなら、わざわざ病院に行ったり、場所を取る家庭用血圧計を買ったりしなくても簡単に血圧を測定できます。

そのため、普段から血圧を意識しながら健康管理をおこなうことができるのです。

血圧の傾向を知ることができる

日頃から血圧計付きスマートウォッチで血圧を測っておけば、自分の血圧がどのように変化しているのかを知れます。病院でも血圧は測れますが、起きた直後や寝る直前の血圧を測ることは難しいです。

また、病院に行くと緊張してしまい血圧が高めに出てしまうという人も多いでしょう。しかし、血圧計付きスマートウォッチがあれば毎日同じ時間、同じ場所で安心して血圧を測定できるため傾向がわかりやすいです。

どんなときに血圧が上がっているかを知れば、日頃の生活習慣を見直すきっかけにもなるでしょう。

病気の予防につながる

毎日の血圧測定は、高血圧の予防につながります。人間の血圧は食事や睡眠、入浴などで一日のうちに大きく変化しています。そのため、病院では異常がなくても、家庭内では血圧が高いというケースも少なくありません。

また、忙しくて頻繁に病院に行けない人は気づかぬうちに高血圧症になり、重症化することもあります。

一方、血圧計付きスマートウォッチで普段から血圧を測っておけば、すぐ異常に気づくことが可能です。医師も家庭で測った血圧のデータを参考にすれば、早期の治療や指導が可能になるため、病気の予防につながるでしょう。

血圧計付きスマートウォッチの注意点

血圧計付きスマートウォッチの注意点

血圧計付きスマートウォッチには、メリットだけではなく、注意点もあります。まず、前提として血圧計付きスマートウォッチの多くは、病院で採用されている方式とは異なる測定方法です。

そのため、病院で測った血圧と血圧計付きスマートウォッチで測った血圧に誤差が生まれる場合もあります。

血圧計付きスマートウォッチには、ほかにも以下のような注意点があります。

【血圧計付きスマートウォッチの注意点】
・OSが違う可能性がある
・電波法に違反した機種もある
・不正にアクセスされる可能性がある

出典 

より安全で快適な血圧計付きスマートウォッチを利用するため、ぜひ事前に注意点をチェックしておきましょう。

OSが違う可能性がある

スマートフォンのOSによっては、血圧計付きスマートウォッチとの連携ができないことがあります。連携ができないと、データをスマートフォンに記録することができません。そのため、血圧計付きスマートウォッチを購入する場合は、自分のスマートフォンのOSに対応しているのかを確認する必要があるでしょう。

血圧計付きスマートウォッチの多くは、AndroidとiOS、どちらにも対応しています。しかし中にはAndroidにしか対応していないものもあるので注意してください。

電波法に違反した機種もある

海外で作られたスマートウォッチは、日本の電波法に違反している可能性もあります。日本国内では、電波を発生する機器を利用する場合、無線局の免許を受けなければなりません。

しかし、海外で購入したものやそのまま輸入した血圧計付きスマートウォッチの場合、免許を受けていないものも存在します。無免許のまま使うと違法になるので、販売元のわからない血圧計付きスマートウォッチを購入するのは危険です。

日本で免許を受けているかどうかは、技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)の有無で判断できます。

技適マーク

出典:総務省 電波利用ホームページ|電波監視|技適マーク、無線機の購入・使用に関すること

このマークがないスマートウォッチは利用しないようにしましょう。

不正にアクセスされる可能性がある

血圧計付きスマートウォッチはインターネットに接続するため、不正にアクセスをされるリスクがあります。また、スマートウォッチは健康状態を詳細に記録しているので、情報が流出すると大きな影響があるかもしれません。

血圧計付きスマートウォッチへの不正アクセスを防ぐには、以下のポイントに注意して利用することが大切です。

【血圧計付きスマートウォッチへの不正アクセスを防ぐポイント】
・常にデバイスを最新の状態にする
・不審なアプリを利用しない
・発信元のわからないWi-Fiを利用しない
・可能であれば2段階認証を導入する

出典 

ほかにも、血圧計付きスマートウォッチを落としてしまい不正アクセスの被害を受けることも考えられますので、厳重に管理をしましょう。

血圧計付きスマートウォッチを選ぶポイント

血圧計付きスマートウォッチを選ぶポイント

血圧計付きスマートウォッチの選び方を間違えてしまうと、スマートフォンと連携ができなかったり、活動記録がつけられなかったりします。スマートウォッチを日々の生活に役立てるため、血圧測定機能だけではなく、ほかの機能や設定にも注目しましょう。

血圧計付きスマートウォッチを選ぶ際のポイントを紹介していきます。

【血圧計付きスマートウォッチを選ぶポイント】
・自分のスマートフォンと連携できるか
・どのように充電をするのか
・他にはどんな機能があるか

出典 

選び方がわかれば、自分に合った血圧計付きスマートウォッチを購入できます。自分に合った血圧計付きスマートウォッチがわからないという人はぜひ参考にしてください。

自分のスマートフォンと連携できるか

血圧計付きスマートウォッチを選ぶ際には、対応しているOSだけでなくバージョンの確認も必須です。OSのバージョンが古いと血圧計付きスマートウォッチが連携できないこともあります。

スマートフォンが古い場合は、先にアップデートをおこない準備を整えておきましょう。

どのように充電をするのか

血圧計付きスマートウォッチの給電方式は、電池または充電です。電池の場合は交換の際に工具が必要になることもあり、電池切れしたときに手間がかかってしまいます。

一方、充電方式は専用の工具がなくてもバッテリー切れに対応できるのがメリットです。しかし、長い時間利用すると充電切れになり正確な測定ができなくなるリスクもあります。

充電方式の血圧計付きスマートウォッチを選ぶ際には、連続で使用できる時間が長く、充電時間が少ないものを選びましょう。

他にはどんな機能があるか

血圧計付きスマートウォッチを選ぶ際は、血圧測定以外の機能がどれだけ充実しているのかも確認しましょう。

血圧計付きスマートウォッチには、他にも健康管理に役立つ機能が搭載されています。健康に関連する代表的な機能は、以下のとおりです。

【健康に関連する機能】
・睡眠時間の計測
・心拍数の測定
・消費カロリー計算
・走行・歩行の記録

出典 

血圧以外も普段からチェックしておくことで、健康管理がより簡単になるでしょう。

また、インターネットに接続することで生活がもっと便利になる機能もあります。

【その他の便利な機能】
・通知の確認
・電子マネーの利用
・音楽の再生

出典 

多機能で性能が高いスマートウォッチほど、金額は高くなってしまいます。自分に必要な機能を見極めて最適なものを選びましょう。

血圧計付きスマートウォッチのおすすめ5選

血圧計付きスマートウォッチのおすすめ5選

血圧計付きスマートウォッチで健康管理をすることで、日頃の自分の体調を詳しく知ることができます。健康に不安がある人や、病気の予防をしたい人は、血圧計機能、心拍数測定機能など健康管理に役立つ機能があるスマートウォッチを使いましょう。

ここからは、健康管理に向いている高機能な血圧計付きスマートウォッチを5つ紹介していきます。血圧計付きスマートウォッチ選びが初めてで、どれを選べばよいかわからないという人はぜひ読んでみてください。

1.【Apple】Apple Watch Series6

1.【Apple】Apple Watch Series6

出典:Apple公式サイト

Appleが手掛けたApple Warch Series6は、高性能なセンサーとアプリで身体の中に取り込まれた酸素濃度まで測定してくれる血圧計付きスマートウォッチです。

血圧測定は、対応しているアプリを入れることで可能になります。睡眠記録や心電図測定もできるので、身につけるだけで身体の状態を詳しく知ることも可能です。また、ウォーキング、ランニングだけでなく水泳、ヨガ、サイクリングなど多数のワークアウトに対応しているのでスポーツをする人も使いやすいでしょう。

さらにCellularモデルなら手元にスマートフォンがなくても通知を確認したり、メッセージを送ったりすることもできます。iPhoneを使っている人はもちろん、高機能でさまざまな用途に使える血圧計付きスマートウォッチを探している人にはおすすめです。

2.【Fitbit】 Sense

2.【Fitbit】 Sense

出典:fitbit公式サイト

fitbitのSenseは健康管理とアクティビティの記録に特化した商品です。血中の酸素濃度、心拍数の測定と睡眠記録、皮膚温度の検知だけではなく、ストレス管理までしてくれるので健康のトータルサポートには最適でしょう。

Senseは、デバイスの皮膚電気活動スキャンアプリを通じてストレスへの反応を検知しています。それにより、長期的なストレス傾向の確認や気分の振り返りをすることも可能です。身体的な健康だけでなく、メンタル面にも気を使いたいという人には向いているでしょう。

さらに、Senseのバッテリー持続時間は最大で6日間となっており、充電切れのリスクも少ないです。健康管理を本格的に始めるなら、fitbitのSenseを検討してみましょう。

3.【オムロン】HeartGuide

3.【オムロン】HeartGuide

出典:オムロン公式サイト

オムロンのHeartGuideは身につけられる血圧計として登場した血圧計付きスマートウォッチです。HeartGuideは、医療用の血圧計と同じオシロメトリック法を採用しています。

その測定の正確さから、HeartGuideは管理医療機器としての認証を取得しており、正確な血圧測定を希望する人から高く支持されています。また、HeartGuideは血圧測定だけでなく歩数や睡眠パターンなどのバイタルデータも記録可能です。専用アプリを活用し継続的に健康管理ができるようになるでしょう。

さらに、スマートフォンと連携することで通知を受け取ったり、リマインダー機能を活用することもできます。本格的な血圧計付きスマートウォッチを求めている人は、HeartGuideを検討してみてください。

4.【GARMIN】vivosmart 4

4.【GARMIN】vivosmart 4

出典:GARMIN公式サイト

GARMINのvivosmart 4はストレス、心拍数、最大酸素摂取量測定、睡眠管理など健康管理に役立つ機能が揃ったスマートウォッチです。Batteryが最大7日間持つため、充電を忘れてしまうという人に向いているでしょう。

そして、vivosmart 4の中でとくに注目されているのは、BodyBatteryという機能です。BodyBatteryでは、記録された情報をもとに自分のエネルギーが数値としてどれくらいなのか判断してくれます。自分がどれくらい元気なのかを数値として理解できるので、気づきにくい不調にもすぐ対応できるでしょう。

vivosmart 4は、水泳やシャワーの際にも使える防水機能を持ち、通知も受け取れます。ゲームのように自分の身体の調子を数値でリアルタイムに測定し、健康管理を頑張りたいという人におすすめです。

血圧計付きスマートウォッチにかかるお金

血圧計付きスマートウォッチにかかるお金

血圧計付きスマートウォッチには複数の優れた機能が搭載されているため、端末代金は決して安くはありません。例えば、Appleの血圧計付きスマートウォッチはSeries 6の最も安いもので税込47,080円〜となっており、初期費用がかかります。

また、血圧計付きスマートウォッチをスマートフォンと連携させる場合はスマートフォンの通信費もかかります。スマートフォンを持っていないという人は少ないかと思いますが、血圧計付きスマートウォッチを利用することで通信量が増えてしまう可能性も視野に入れておきましょう。

これまであまりスマートフォンを使っていなかったという人は、データ通信量の多い高額なプランへの変更も必要になるかもしれません。

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まとめ

血圧計付きスマートウォッチがあれば、健康管理がより快適になります。しかし、血圧計付きスマートウォッチはまだ少ないので、健康管理に役立つ機能を幅広く搭載したほかのスマートウォッチを検討するのもよいでしょう。

また、血圧計付きスマートウォッチは購入費・維持費でお金がかかることも少なくありません。金銭面での不安が残るという人は、普段のライフスタイルや趣味などの情報を、体験やギフトに変えることができるDprimeがおすすめです。

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